コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
〜「私がパティシエになった理由」〜
お!そこの君は「私がパティシエになった理由」が気になるんだね!?
いいとも、教えてあげましょう。
これは私が11歳の時のお話
私は当時、5歳の妹がいたの!
とっても可愛くて優しくて、毎日大好きって伝えてくれるいい子だったの!!
でも、いつだっけ、妹が3歳ぐらいの時かな?
両親が亡くなっちゃったの
悲しかったよ、けどね、大好きな妹のために必死に頑張ろうと思ったの!!
幸い、私は両親から家事とか、その他諸々教えてもらったから、生活はできたよ
遺産も残してくれたからね。
でも、やっぱり毎日は満足できるような生活はできなかったんだよね〜!笑
それでもね、妹は「ご飯美味しい!」とか、「私、幸せ者!」とか言ってくれたの!
とってもいい子だよね、うんうん。
妹は、お菓子を作るのが趣味でね、
まだ5歳!5歳だよ!?
5歳なのに、いろんなお菓子料理を作れるようになってたの!
それから一緒に、お菓子食べたり、作ったりしたんだ。
妹の夢はパティシエだったの。
私はその夢を必死に応援してあげた。
それでね、ある日、私は一緒にケーキを作ろうと約束してたんだ!
その前日に材料を買いに行ったの。
その帰りに信号無視のトラックに妹は轢かれて死んじゃった。
妹が微かな声で、弱々しい笑顔で
「お姉ちゃん、大好き」
って言ってくれた。
私は悲しかった、
妹を守れなくて悔しかった、自分が情けなかった。
その時の出来事がきっかけで私は、
妹が夢見ていたパティシエになるって決めたの。
お姉ちゃん、みんなを笑顔にさせれるパティシエになったよ
お姉ちゃん、かっこいい?すごい?
お姉ちゃんもいつかそっちに行くから、
その時は私のお菓子、食べてくれる?
お姉ちゃん、頑張るね! お空で見守っててね!
「世界一大好きだよ。」