⚠︎リオスキ
続きリクエストありがとうございます。(今回は続きじゃないけど第3話で書きます!
第一話のちょっと前から。同じくスキマ視点。前回衝動書きすぎて設定いろいろ説明ないままだったので、補足も兼ねたストーリーです。(あっても無くてもいいけど自己満で…)
第一話読んでない人はどっちから読んでも大丈夫です。
では本編どうぞ。
第1話の2時間前…
スキマ:「リオラさん、動画出してる…。」
俺がリオラさんとのコラボをやめる件を動画にしたのは昨日のことだった。
スキマ:「スキマの活動を応援してる、か…。」
急な報告になったことでどう思われるか不安だった俺は、表向きだけでもリオラさんが俺の活動を応援してくれることに安堵し、ふっと息を吐き出した。
すると突然、スマホの着信音が部屋に響いた。相手はやはりリオラさんだった。
少し迷いながら俺は電話に出るボタンを押す。
リオラ:「もしもし、スキマ?」
スキマ:「リオラさん…どうしましたか。」
俺は「どうしましたか」なんて言いながら、リオラさんが俺と話したいことなんて1つしか思い浮かばなかった。しかし、リオラさんの口から出たのは予想外の言葉だった。
リオラ:「あのさ…、今から会えへんか?」
スキマ:「…へ??…あ、行けます!予定何も入ってないんで、!」
リオラ:「そっか、なら良かったわ!ほんなら今から俺ん家きてや。」
電話で済む話だと思っていたのに、こんな夜にわざわざ会おうなんて…。俺は一瞬違和感を覚えた。とは言え、後回しにしても仕方のない話なので、俺は軽く身支度をして、リオラさんの家に向かうことにした。
向かう途中、自然とリオラさんのことを考える。その時、動画や配信では出さないリオラさんの不安定な言動を思い出した。
スキマ:「あの人、情緒不安定なこと、多いんだよな…。」
通話で相談に乗ったこと、オフで会った時に泣きながら愚痴を吐き出されたこと…。俺が関係を整理しようとしている時に家に呼び出されるのは正直怖い。
スキマ:「…。」
リオラさんとは何度も会っているし、そんな馬鹿なこと、起こるはずがない。
俺は脳裏に浮かんだ不穏な考えを振り切り、帰宅ラッシュで混み合う電車に乗り込んだ。
スキマ:「ここか。」
俺は躊躇いがちにインターホンを鳴らした。
リオラ:「よう来たな。入りー。」
ガチャン
リオラさんの家には何度か来た事がある。リビングはきちんと整理されていて、家具もピカピカ。リオラさんの几帳面さが表れていた。
リオラ:「立ち話もあれやし、そこのソファにでも座ろか。」
俺はもそもそとソファに座り込む。それに続き、リオラさんも反対側の椅子に座った。
重苦しい空気が漂う中、先に口を開いたのはリオラさんだった____
【第1話冒頭に続く】
コメント
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ダメだ…好きすぎる😭😭😭 文章書くの上手すぎませんか!