愛して

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主様目線

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BL注意

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主様×ハナマル

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・「ねぇ、別れない？」

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・「は？」

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・「だから、別れよ？」

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・それを言い出されたのは突然で、最初はなにを言われたのかわからなかった。

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・「ちなみに……なんで？」

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・「……主様と付き合ってるのがユーハンたちにバレた」

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・「あーーー……」

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・なるほど…

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・「なんでバレたんだ？」

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・「しらない…」

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・そういうハナマルの目には涙が溜まっていて、今にも流れてきそうなほどだった

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・「……ハナマルは…別れたくないの？」

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・「…やだ、別れたくない……もっと…主様と一緒に居たかった…」

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・「俺もだよ」

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・ハナマルは俺の服の裾をぎゅ、と握り、まだ帰りたくないと駄々をこねる子供のことようだった

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・「んー…別れたくないなら…別れなくていいんじゃない？」

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・「……けどぉ…」

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・「なに？ユーハンたちになんか言われた？」

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・「……執事として…主様と付き合うのは〜〜…とか…いろいろ…」

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・「…そっか」

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・ユーハンたちの気持ちは分からないこともない、けれど、別にいいじゃないか、主様だとか、執事だとか……立場なんて関係ないだろう、愛し合っていれば…それでいい

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・「……俺は、別れたくないよ？」

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・「っぇ…？でも……」

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・「みんなは『立場が〜〜〜』とか色々言うけどさ、そんなの関係なくない？」

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・「それは…そうかもしれない…けど…」

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・「……まぁ、ハナマルがしたいようにしていいよ、」

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・「え？…」

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・「俺と別れたくないならそのままでいいし…もし別れたいなら、俺は受け入れるよ」

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・「っ……」

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・「ゆっくりでいいから、」

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・嗚呼…可愛い、戸惑う顔、照れる顔、悲しそうな顔、苦しそうな顔……全てが愛らしい

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・その全てを、俺で汚してやりたい、かわいい…愛しているよ、

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・俺だけのハナマル