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やっぱりりちょでしたか…wまさかの未成年…何となく気づいていましたけどw
まさかのあったのりちょかよw未成年飲酒させてるのきゃめさんなのちょっと意外だった笑続きめっちゃ楽しみー!
少年もこちらを見ながらキョトンとしている。 「おーひさしぶりー、まあすわれや」
キルに声をかけられるまま、隣に腰をかける。
「え、マジで誰」
「……..誰、?」
「がはははは」
奥で爆笑しているキルシュトルテを睨みつける。
(こいつ、わざと俺に言わんかったな…??)
そんな俺の思考を読み取ったかのように、キルシュトルテが口を開く
「前ラインしたの覚えてねえ??最近おもろいやつが通ってきてるから、今度会おうぜって」
「あー…….」
なんかそんなこと言っとったような気がしなくもない…が
「いやだとしても今日なんやったら今日って言えや……」
そうだ、たまに突拍子のないことをしてくるのがこの男である。
「まあまあ、とりあえず飲めやー」
そのタイミングで、この店に来たら必ず1杯目に飲んでいた酒がカウンターに置かれていることに気づいた。カウンター内にいるキャメさんを見る。ウインクされた。
(いや、おっさんのウインクキツ、)
なんて口に出しかけて、ギリギリで口を噤む
「ほら、おまえもー、うぇーいかんぱーい」
キルのしまらない挨拶ともに、素性の分からない少年とキルとグラスを合わせた。
1口目を口にすれば、学生時代と変わらない慣れ親しんだ味がして少し気分が落ち着く。
隣に座る少年はグラスに入っていた酒を飲んでいる間1度もこちらを向かず、キルの方を向いている
(そりゃあ、こいつだって急に知らんやつが来たら困るわな、同情するわ)
どうしたものかと考えていると、ガバッと少年がこっちを向いた
「ねえ、おにーさんいくつ?メガネっていつもつけてるの?つけない方がモテそー。あぁ、タチ、ネコどっち??キルちゃんとなかいいの?ていうか、キャメさんとどういう関係?????」
前言撤回。同情なんてせん、こいつ全く困っとらん
「なんやなんや、誰か知らんが一旦落ち着け、てかお前初対面でそんなぐいぐいくるな、距離感おかしいって言われへんか??」
「???」
キョトンとした顔でこっちみている。いやおかしいやろ、初めましての相手への距離の詰め方では無い。なんなんだ本当に。とんでもないやつ紹介しやがったな。
再びキルを睨みつける。こちらに対して知らん顔でまたスマホを弄っていたが、その口角は見たことないくらいつり上がっていた。
「はぁ….とりあえずお前、自分から名乗るくらいの礼儀くらいみにつけたらどうや…」
この際、俺も初対面の相手に対してお前呼ばわりしているだろとかいうツッコミは置いておこう。
「あぁ、どうもこんばんは、りぃちょくんです。りぃちょくんかりぃちょって呼ばれてます。」
「…俺はボビー。」
「ボビー??さっきせんせーって呼ばれてなかった??ていうか、キャメさんとどういう関係なのマジで」
(なんやこいつ、今まであったことないタイプすぎる、というかニキといい、今日はほんとにペースがつかみづらい)
「それは、えぇと、、、」
「ああ!!りぃちょくん!!!お酒今日はもうダメって言ったでしょ!?」
『ビクッ』
「ゲホッ」
急に響き渡った大声にりぃちょの肩が揺れ、咳き込む。
ほかのお客対応が終わったキャメさんが大声を出しながら奥からやってきた。
「んぅー?いいじゃん、俺だってもっと飲めるよ、もう16だよ??」
そういいながらまたお酒を煽るりぃちょ、、、って
「ブッッッ!!」
「うわ汚な!!ふきだすな!!!」
キルの声が響くがそんなことはどうでもいい
「じゅうろく!?!?!?クソ未成年っ…ゲホッゲホッ」
今度は俺が咳き込む番だった。