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1000体…!?!?トアちゃん勝てるの…!?((ちょっとハラハラしてきた…!!続き楽しみです!!
今回も神ってましたぁぁぁ!!! 1000体の亡霊vsトア、、、まさに地獄じゃん() まあでも、、トアちならなんとかできるでしょ!!!!!(( あと全く関係ないけど亡霊チャァン達撫でたい(((は? 次回もめっっっっさ楽しみいいいいいいいいいいぃ!!!!!!!
「クスクスクス……さぁ、お祭りの始まりよぉ。」
葵が指を鳴らすと、空間が歪んだ。
次の瞬間――無数の亡霊たちが、黒い霧のように湧き出し、ホール全体を覆い尽くした。
「ギィ……ギィィィ……」
「アアァァァァ……!」
「返せ……返せェェェ……!」
1000体もの亡霊たちが、一斉に嘆きの声を上げる。
悲痛な叫び、怒りのうめき声、壊れたような笑い声が、ホール中に響き渡る。
「……ほぉ。」
トアは、軽く首を鳴らしながら微笑んだ。
「なかなか壮観だね。まるで地獄の入り口じゃないか。」
葵は両手を広げ、うっとりした表情で亡霊たちの声に耳を傾けた。
「地獄? 違うわ、これは私の遊び場よ。」
亡霊たちは、まるで生きているかのようにトアを取り囲み、彼を飲み込もうとする。
それぞれの顔には、恨みと憎しみが刻み込まれていた。
「オマエモ……ワタシタチノ……ナカマニ……」
一体の亡霊が、トアの肩に手を伸ばした――その瞬間。
「悪いけど……オカルト話には興味がないんだよねぇ。」
ドンッ!
銃声が響いた。
亡霊の頭が弾け、黒い霧となって消える。
しかし――
「フフ……そんなものじゃ、止まらないわよ?」
葵が微笑むと、亡霊たちの嘆き声がさらに大きくなった。
「グギャアアアアア!!!」
「シネエエエエエエ!!」
「アアアアアアア!!」
悲鳴と怒号が重なり合い、狂気じみた交響曲を奏でる。
床が揺れ、壁が軋むほどの怨念が渦巻く。
トアは、それを見てもなお、不敵に笑っていた。
「へぇ……これはちょっと、面白くなってきたかもね。」
葵の双剣が紫色の輝きを増し、亡霊たちはますます暴れ狂う。
1000体の亡霊 vs. トア――
地獄の舞台は、今、幕を開ける。