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冬弥視点 。
俺には 付き合って 1ヶ月程の 恋人が居る 。 とても 優しくて 夢に向かって 真っ直ぐなその姿に惹かれた 。 ふわふわ した 東雲色の髪に 黄色が印象的なメッシュ が 特徴的な 俺の相棒 。
俺が クラシックから 逃げ出した時に 声をかけてくれた 。
彰人 は 沢山の初めてをくれた 。
そして 話していくうちに 彼に惹かれていた 。 どうやら 彰人も 俺に惚れていたらしく 彰人の方から 告白をされた 。
とても 嬉しくて 涙が溢れたのは今でも覚えている 。
だが 俺たちの 関係は決して誰にも言えない 。 バレてはいけない 。
もし バレたら きっと 彰人を傷つけてしまうから 。
「 彰人 、 おはよう 。 」
「 はよ 冬弥 」
おはよう と 声をかければ ふわりと 向日葵の様な 笑顔を向けてくる 彼 。
毎朝 見るのが 俺の 楽しみの一つだ 。
「 ふふ 、 彰人 寝癖がついてる 」
「 あ 、マジかよ 恥ず … 」
ぴょこん と 立っている 寝癖を手櫛で直してやる 。 照れくさそうに笑う 彰人に 可愛い 、と 思ってしまったのは 黙っておこう 。
「 よし 直ったぞ 」
「 … さんきゅ 」
なんて 他愛もない 話をしていれば がばっ という 音と共に 恐らく彰人の友人であろう 人物が 彰人と肩を組む 。
『 お前等 ほんとに いっつも 一緒に 居るよな 〜 。 付き合ってんのかよ w 』
なんて 、 その次に その人物は ” ホモかよ w ” と 口にする 。
その 言葉が 俺たち2人にとっては 呪いのようで 苦しい 。 その度に 相棒だと 言うのもなんだか 恋人として 複雑だ 。
「 とーや は オレの大事な 相棒だわ 。付き合う とか 考えらんね 、 」
嘘を吐いてると 分かっていても こう言われるのは いつまで経っても 慣れない 。
嗚呼 、 いっそのこと 貴方の 隣に相応しい 女性に 生まれ変わって 恋人になりたい 。 なんて … 。
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