あの、これ皆さんに言いたいことがあるのですが、
チャットノベルは全ての物語に空白を付けます!
ノベルには付けませんけどね…
空白を付けるのは確かにめんどくさかった….だけど、雰囲気が大好き!
だから、空白厨に戻ります…笑
私の好きな曲ランキング(是非聴いて欲しい)
🥇浴室とネオンテトラ/flower
🥈HE IS MINE/クリープハイプ
🥉ブルーアンビエンス/MrsGREENAPPLE
興味無いかもですが是非聴いて欲しい…
以下の注意書きを読み、それでもいい方はこのままお進み下さい
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⚠︎注意⚠︎
このお話は忍たま乱太郎の二次創作です
現パロ4年(タカ丸以外☞高校一年生、タカ丸☞高校三年生)が主役です
一人称変化あり
虐め、鬱表現、暴力表現あり
自己設定あり
わたしのアール×忍たま(四年生)
キャラ崩壊、オリジナルキャラあり
実際の声☞「」
心の声☞()
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ここまで、誰とも出会わずにここまで来れた。
先生とも、同級生とも、後輩とも
あとは靴を取って帰るだけ。学校から出るというゴールはもうすぐなのだ。
そんなことで少しだけ気分が昂揚していると
誰かが声を掛けてきてしまった
?? 「斉藤じゃん笑何やってんだよ」
僕の気分は一気に落ちた。後は学校から出るだけなのにっ、後、一歩なのに…
足が、震えて動けない…
?? 「おい、無視すんなよ」
無視をしている訳では無い。僕は怖くて何も言えなかった。口が動かなかったのだ。
?? 「んま、どーでもいいわ。お前、留年してんだから金の数万は持ってんだろ?」
?? 「金貸せよ、それで今日は勘弁してやる」
斉藤 「持ってません、」
嘘など付いていない。だって、自殺をするつもりだったんだから。持ってきているのは空の鞄だけ。
?? 「そーいう嘘今渋いって笑」
?? 「早く出せよ、留年野郎」
そう言いながら彼は僕の髪の毛を引っ張る。
斉藤 「イッ…」
斉藤 「本当なんです…離して下さい…」
そう勇気を振り絞り彼に言う。
?? 「あぁ?なら鞄こっちに出せよ、俺が直々確かめてやるよ」
鞄を彼に渡すと彼は本当に鞄の中には何も無いということを知った。
?? 「ハッ、本当にねぇのかよ」
そう吐き捨て僕の鞄を昇降口の方に蹴る。さっきから急に降り始めた雨の中に僕の鞄は蹴りこまれていった。
そして去り際に、僕の耳元でひとつのことを囁かれた
?? 「次は期待してるぜ、出来損ない」
それだけ行って彼は周りにいた友達と笑いながら教室に帰っていった。
僕は一刻も早くこの場所から出て行きたかったから、靴を履き雨に晒されていた鞄を取り無我夢中で走っていった。
…はぁ、はぁ
久しぶりに走ったからかな、それとも無我夢中で走ったからか息切れしている
斉藤 (とにかく疲れた、あの公園で少し雨宿りをしよう。)
流石にこんな雨だから公園内に人は居ない。誰もいない公園は学校とは違い落ち着く。
あの学校で声をかけてきた奴は西山杜和(にしやまとわ)僕のことを虐めてくるグループの中のリーダー的存在だ。本当に最悪な奴に目を付けられた。
だって奴は、御曹司だから。あいつに刃向かってしまえば、警察や護衛やらあいつの気が触れてしまうことをしてしまえば殺される。
だから、どんだけ虐めをしていても許される。だって、誰も逆らえないから。皆、あいつに嫌われたくないから。
いくら留年して年が僕の方が上でも、やはりあいつにだけは逆らえない。もしかしたら、殺されずに暴力で済んでいるのはあいつなりの優しさなのかもね…
いや、あいつに優しさなんかない。となれば、僕が生きているのは奇跡か。
…そんな不確かなものがあるくらいなら、僕を死なせてよ
「奪われる立場になったことがないくせに」
確か三木ヱ門にそんなことを言った気がする。
僕は奪われたんだよ、あの日から全てのものを
※ここから過去回想です
?? 「..タ.丸さん、タカ丸さん!」
斉藤 「ん、あれ…?もう授業終わったの…」
?? 「なんなら今日の授業全て終わりました!全く、このままではまた留年しますよ!」
彼の名前は浜守一郎。ゲラで、大抵のことをいえば何でも笑ってしまう。留年した僕であろうと、「俺が仲良くしたいのに留年とかそーいうのは関係ないです」とか言って仲良くしてくる少し変わっているけど、僕にとっては大切な存在だ。
斉藤 「…守一郎」
浜 「何でしょうか?」
斉藤 「…布団が吹っ飛んだ」
浜 「プッ…!アハハハハハハ!!!!」
斉藤 「ほんと、守一郎といると少しだけ元気が貰えるよ」
浜 「イーヒッヒッヒッ…!!」
斉藤 「もう、いつまで笑ってるのさ…今日の授業は終わったんでしょ?じゃあ早く帰ろ。部活もない事だし」
浜 「は、はひぃ…笑」
守一郎とは家はさほど近くは無いが降りる駅が同じ駅なのだ。だから毎日一緒に帰っている。
斉藤 「ん、じゃあまたね、」
浜 「待って下さい、!今日は俺、ばぁちゃん家に行くのでタカ丸さんと同じ方なんです!!嬉しいですよね!」
斉藤 「…嬉しくなくは、ないけどね」
守一郎は凄い存在だ。留年した僕と仲良くしてくれると言うだけで凄さはあるが、スポーツはなんでもこなし、持ち前の笑顔で男女問わず印象がいい。勉強はそこそこだが、悪い所を見つけるのが難しい存在だ。
斉藤 (そんな存在と、本当に仲良くして良いのだろうか…)
浜 「…タカ丸さん!!」
いきなり守一郎は耳元で僕の名前を大声で言う
斉藤 「ビ、ビックリした…耳元で大声は辞めてよ…」
浜 「す、すみません…でも、俺言いたいことがあって…!!」
斉藤 「言いたいこと..?僕になにか言いたいことが…(((」
その言葉を遮るように目の前に何かが大きな声を上げながら飛び出してきた
浜 「タカ丸さん!!危ないッッ!!!!!」
斉藤 「え」
理解が追いつかなかった。目の前に、広がる光景に、理解が追いつかなかった。
斉藤 「ねぇ、守一郎…目、開けてよ…嘘だ、お願い!死なないで…!!」
時間と言うものは残酷だ。守一郎が車に轢かれたということを理解した時には血がどんどん出てきて、呼吸もしなくなってきている。
斉藤 「…救急車。救急車を呼べば…!守一郎が助かる…!」
スマホはない、いらないと思って部屋に置いてきてしまった。じゃあ、周りの人に呼んでもらえば…!運転手、守一郎を轢いた車の運転手に呼んでもらえば…!!
斉藤 「居な…いぃ…?」
終わった、馬鹿な僕でも考え付く手段が全てダメになった。もう、僕にはどうすることも…
浜 「…そっか、俺は死ぬんですね…」
斉藤 「守一郎は死なない!僕がっ、絶対に助けるから…!」
浜 「タカ丸さん。最期に言いたかったこと、言いますね?」
浜 「俺に…いつも、光を見せてくれて、ありがとうございました…!だから、今度は…その、光を…他の誰かに…」
浜 「俺の事なんか、さっぱり忘れちゃっていいので…笑死んだのは、自分のせいです…だから、決して、自分を責めないで、生きてく下さい…」
浜 「それが、俺との…最後の約束です…!」
そして、その言葉を最後に…
守一郎は亡くなった。
今まで見てきたどの笑顔とも一味違う。守一郎は、泣きながら笑って、そのまま亡くなった。
※過去回想終わり
この時からだ、自分のことを嫌いになったのは。どうしても守一郎との約束が呪いのように頭にこびりつく。どうやっても、解放されることの無い呪い。
思い出しただけで、息が苦しく、涙が出てしまう。雫が頬を伝って地面に落ちる。でも、雨と混ざって僕の涙など分かりはしない。
これが僕の過去だ。あの時からろくなことは起きない。
そしておまけに、感情表現が分からなくなってしまった。物事に対し、喜びも、悲しみも、怒りもしない。ただただ流していくだけになってしまった。
恐怖を感じることがあっても、感動や、悲しみでは泣けなくなってしまった。
約束されてしまった。「生きて下さい」と。でも、もう僕には出来そうにない。
そろそろここにいるのも飽きたな。
…
嫌だけど、家に帰ろう。
傘もささず、ずぶ濡れになりながら家に帰るのであった
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いやー、今思ったけど年齢操作ミスった…
全員同い年にするのが一番やりやすかったかも…
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡200
コメント
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閾ェ蛻?〒譖ク縺丞ー剰ェャ縺?∪縺?→縺区?昴▲縺ヲ縺昴≧!!