【甲斐田side】
「ん…ぅ………ふわぁ…ッ」
はー、久しぶりに良く寝たー…なんかめっちゃ疲れ吹き飛んだ感じがする………!
僕が起きたの一番かな?なんかみんなの寝顔新鮮だなぁ……
だんだん目が覚めてきて頭が回ってきた時、僕はとんでもない事に気が付いた。
「もちさんがッいない……ッ!!」
びっくりしすぎて大声を出してしまい、社長が起きてしまった。
「…どうしました……?甲斐田さん……」
「社長…ッもちさんいないんッだけど……?」
「……は?嘘ですよね?」
「でもッ……もしかしたらトイレとかかもしれないし……」
「……とりあえず全員起こしましょう…」
トイレとか、朝のさんぽとかかもしれない。
近くの公園に行ってるとか、先に家に帰ったとか。
でも、なんだか悪いことが起こる気がして。
とっても怖くて。
何故か涙が出てきて止まらなかった。
「うッ……ひぐッ…うぁ゙ッ……うぅ……」
「……甲斐田大丈夫かぁ?」
「甲斐田さん大丈夫ですか?」
葛葉や社長が心配してくれるけど、止まらなかった。
「ていうかまじでもちさんどこ行ったの……?めっちゃ心配なんだけど……」
「まじでどこ行ったんだよ……?」
「そういえば甲斐田ってろふまおの心霊の時も泣いてたよな」
……あっ…分かったかもしれない。
もちさんがいなくなったのって霊とかの仕業かな?
そうだったら僕とか長尾、弦月よりガク先輩の方がいいんじゃないか?
「グスッ……ガクせんぱッ………………!?」
ガク先輩の方を見ると、もちさんが寝ていたところを眺めていた。
「………」
「……ガク先輩………?」
僕は覗き込んでそう言った。
ガク先輩は泣いていた。
「……ッ…ヒッ…グ……」
みんなは一番の先輩が泣いていたからか、とても心配していた。
「ガクくん……!?」
「ガッさん!?大丈夫すか!?」
「伏見さん、剣持さんに何かあったんでしょうか……?」
何も無いはずがない。
みんなだってそのくらい気づいてるはず。
「とやさん……ッ…ダメ…待って………」
「………はは…ッ……ダメか…」
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【ここから本編関係なし!!】
長らく投稿していなくて本当にすみませんでした!!!!!
これから少しづつ投稿ペース戻していこうと考えてるのでまた待たせたりするようなことは無いように頑張ります………
最後にもう一度言います。
すみませんでした!!!!!!!!!!
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