どうしたら振り向いてくれますか
青桃
BL注意
学パロ
桃女体化注意
水白青桃以外出てこない
水・桃→女子(2年で後輩)
白・青→男子(3年で先輩)
めっちゃタメ口で話し合ってますw
頑張って垢抜けしても、
青「俺面食いじゃない」
可愛子ぶっても
青「素顔みせん女子無理」
猛アタックしても
青「何回言ったらええねん、無理やって」
何をしたってことわられた
…のに
3年と合同体育、とのことで早めにグラウンドへ向かった時だった
?「…ドンッ」
桃「おわッ」
バンッ、と地面と体が勢いよく当たった音がして、ものすごく痛い
桃「…ったぁ…ウルッ」
泣きたくなった、痛かった、誰かに助けて貰いたかった
水「〜でねーw」
白「なんやねんそれw」
水「桃ちゃんッ!?」
水っちの声がして安堵に包まれた気がした
…でも
桃「コケちゃってー、w」
水「もういいから…どっから血出てんの…」
体をぺたぺた触って、出血部分を一生懸命探っている水っち
桃「だーかーらー!w 大丈夫だってばw」
白「流石にこれは大丈夫やないやろ…」
桃「…別に痛くないし、w」
水「…」
どんどん水っちの手が腕に回った時
桃「ん゛ッ…」
激痛が走った、出血部分を触られたんだと一瞬でわかった
水「見つけた…ッ」
長袖を引き上げると痛々しい傷が見えた
白「…ちょっと救急箱持ってくるわ、そのまま待っといて」
水「ありがと白ちゃん」
桃「…私平気なんだけどなー…w」
水「この傷みて平気そうには見えないよ、」
桃「あとちょっとで時間じゃん…行かなきゃ…」
青「…絶対受けんな、その傷で」
桃「え、青先輩…!?」
青「白とすれ違った時に桃見とけって言われてもうたからしゃーなし」
水「おぉ…っと…w」
そろーっと団体の方に行く水っち、いつもなら「なんやねんアホ」って引き止めるのに
青「…袖下がってきとる」
そう言って袖をまたあげてくれるほどいつもと違かった
青「…白おっそいなぁ…急げや…」
ブツブツと校舎を見て呟いている
心配してくれてるのか、それとも早く授業を受けたいのか、2択なのに何故か期待してしまう
青「痛いのど、マシ?」
桃「えぁ…多分…」
青「ん、悪化しとんねんな」
何だこの先輩と思ったが確かに前よりヒリヒリ、ズキズキという痛みが大きい気がする
なぜわかかるのだろうか、でもそんなことよりも…
桃「…綺麗」
青先輩の横顔がすごく綺麗
青「なんやねん急に、自分のこと考えろや」
桃「はーい…/」
私のことに、真面目になってくれてるのが凄く嬉しい
青「…あいつおっそいなぁ…」
そう言っていると遠くから走ってくる白色の髪の毛が見える
青「やっときた…」
白「1年がなんか処置しとってそれ待っとってんよ…まじごめん」
青「よいしょ…」
青先輩が救急箱を開けて消毒液を取りだしてゾッとした
桃「あ、それはいらない…かな〜…」
白「嫌いやもんな〜??」
手をグイッと前に出して消毒液に近ずける白ちゃんと青先輩
どちらもイケメンすぎてひとつひとつの動作にドキッとする
青「…ほい!!」
桃「い゛…もぉー!!!!」
青「あはッww」
白「誰に怒ってんねんw」
桃「急にやるから悪い…」
青「はいはい、w んじゃやんで?」
桃「ん…」
目をグッと閉じて痛みを抑えれるように待っていると
シュッ…ぺたぺた…
桃「ん゛…」
痛くて泣きそうになりながら終わったという言葉を待っていた
青「痛かったん?」
桃「そりゃそうでしょ…グスッ」
青「…白俺対応わからん」
白「んとなぁーそーいう時は優しく抱きしめたるんが正解や!!」
青「却下」
あまりの即答で笑いが込み上げてきた
白「今日さーぼろっ」
青「ぁ、じゃあ俺も言っといて」
桃「…え???」
青先輩は授業受けたいタイプなはず
青「何やその顔」
桃「青先輩って早く授業受けたいタイプなんじゃ…」
白「なわけないない…w」
青「俺サボりたいタイプやけど?w」
桃「え…」
青先輩が来て、水っちが団体の方へ行った時
青『おっそいなぁ…』
って言ってて心配してるか授業受けたいのかの2択…
桃「心配してくれてたってこと…?」
ボソッと言うと
青「主語ない、ゼロ点」
白「なにに点数付けてんねんww」
桃「…青…先輩が…私を…」
青「そりゃ心配するやろ…え、白心配してなかったん?」
白「いや、焦って救急箱取りに行く人が心配してないはないと思うけど…w」
心臓がうるさくなった
別に心配されただけなのに
桃「もぉッ!!/」
ペチペチと青先輩の腕を叩いて顔が赤くなっているのを必死におさえようと叩いていると白ちゃんが急に笑い出した
青「怪我人が暴れんな」
白「口悪すぎやろww」
桃「む…」
The可愛い女の子になれるように
可愛い行動…えー…なんだ…
白「あ、てか恋歌さんどないしたん」
青「断った、いや却下に近い」
白「えぇ〜あんな学年に数人しかおらんレベルで可愛い恋歌さんを断るなんて…」
桃「ぇ、恋歌さんに告られたの!?」
青「馬鹿ッ…」
口に手を置かれてドキッとする
だって、だってこんなの手にキスしてるのと一緒じゃん…/
青「合同体育やぞ…聞こえたらどないすんねん…」
桃「ごめんなさぁい…」
白「じゃあコソコソ話!!」
青「その声がもうコソコソしてないけど?w」
話の内容は、青先輩が恋歌さんに告られたが告ってきたのに走って逃げたらしい
恋歌さんとはもうほんとに顔が可愛くて性格もちゃんと女子っぽい可愛い子だった
青「んまぁ…性格と顔といい、好きなタイプじゃないし」
白「え、じゃあどんなタイプが好きなん!?」
白ちゃん、私が青先輩のこと好きってこと知ってるから聞いてくれてる…?
青「…努力家で、一途でちょっと馬鹿でアタックしてる癖に俺がちょっと勘違いするようなことしたら顔真っ赤にしてる人とか」
桃「ん゛ー…誰だぁ…」
ちょっと馬鹿で
努力家
一途
水「ちょ馬鹿ッww」
遠くで友達と騒いでる水っち
ちょっと馬鹿で努力家で一途
水っちかぁ…
友達だから…なんだか気持ち悪い
気持ちが心にいっぱいある
桃「…」
白「…え?」
青「ほんま馬鹿やな…w」
白「そんなしょぼんとすんなってー…」
桃「だって…」
我慢してたはずの涙が込み上げてきた
これだけ頑張ったのに
選ばれたのは友達
それも1番仲良い友達
白「大丈夫大丈夫…」
そう言って抱きしめてくれた白ちゃんは暖かくて離れたくなかった
こんなに失恋が悲しいと思ってもなかった
号泣していると鐘の音が鳴った
授業が終わった
水っちがこっちに来ちゃう
そうしたら…私耐えられないよ
桃「んッ…グスッ」
ゆっくり校舎に1人で向かう
いつもは馬鹿みたいな話をしあって
青先輩が笑って
白ちゃんがツッコんで
楽しかったな
桃「…幸せになって欲しいけど、諦めれない」
涙は止まらない
ぐるぐる思考も止まらない
時間も、足も止まってくれない
誰も止まってくれない
青「…馬鹿が」
桃「え…?」
泣きながら歩いていると急に後ろから走ってきた青先輩
青「ごめんやん、そんな凹まんといてや」
桃「いーよ、大丈夫 幸せになってね」
青「…じゃあ幸せにさせてもらうわ」
前を向いた瞬間
何かが俺に覆いかぶさった
…背がでかくて、落ち着く匂いで、ゴツゴツとした綺麗な手
バックハグされてるんだ俺
…青先輩に
はやく水っちに告ればいいのに
希望を持たせないでよ、忘れさせてよ
青「好きなタイプ、更新した」
桃「…へぇー」
青「相当馬鹿で泣き虫」
相当馬鹿で泣き虫…
やっぱ水っちじゃッ
青「お前やアホか」
桃「…ん??」
思考が停止した
今やっとぐるぐる思考が止まった
というかこれ勘違い??
桃「ぇ…?」
水「なんでそんな僕だと思うかなぁ…ww」
白「それほど馬鹿やってことやな!w」
水「馬鹿じゃないですーw」
桃「水っち…」
水「後ごめんだけど僕青先輩は嫌だから…w」
青「コイツと付き合うわけないやん…無理無理」
水「僕も無理ですごめんなさい」
真顔でそんなことを言っている二人を見てなんだか笑みがこぼれそうになってたのを我慢してたら
青「水は…うん、無理」
桃「…ッw」
笑うのが止まらない
こんな面白かったっけ
桃「青先輩、今日のお昼屋上来てくれませんか」
青「ういよ」
今日のお昼いつもと違う緊張感があるけど
告白する
改めて青先輩の思いを知りたい
…もっと詳しく青先輩の気持ちを知りたい
近づきたい
どんな返答でも私が受け止めてあげるから
END
ちょっとこれからすっげぇ低浮上かもですすんません((
色々リアルの方でありまして…ww
悩み所なんすよねぇー
気になる人はコメントしてねん((((
コメント
1件
最高です!!