nk side
朝起きてすぐに電話をかけた
nk「らっだぁさん、昨日の話、してください」
rd「きんときが死んだ」
それだけ言って電話は切れた
nk「は?何言ってんだ?」
何度掛け直しても電話は繋がらない
聞き間違いだ、そう自分に言い聞かせて家を出た
いつもの待ち合わせ場所にきんときの姿はなかった
校長「先日、本校で生徒が亡くなりました」
頭の中は真っ白だった
校長「原因はまだわかっていません」
校長「ーーーーーーーー。(命の大切さについて話し続けている)」
kr「nakamu…..?」
sm「どこにいくんだ?」
nk「ごめんっ!」
周りの制止も聞かずに体育館を飛び出し、図書室へ向かった
md「nakamu…集会は?」
nk「飛び出してきちゃいました、らっだぁさんこそどうしてここに?」
rd「人前に立てるような気分じゃない」
nk「説明…してください」
rd「そうだね、昨日、屋上から人が落ちたのは知ってるでしょ?あれ、きんときだったんだ」
nk「原因は?」
rd「いじめ、突き落とされたんだ、防犯カメラに写ってた」
nk「校長はわからないって言ってましたけど?」
rd「生徒達を混乱させたくないんだと」
怒りの含まれた声でらっだぁさんは言った
nk「他には?」
md「ホカニセツメイデキルコトハナイヨ」
nk「何でですか?俺が部外者だから?」
md「オレラニモワカラナインダ」
嘘のようには聞こえなかった
何かを聞けるような雰囲気ではない
とても重い雰囲気だけがそこにあった
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