この作品はいかがでしたか?
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どうもですぬ〜🐏❕
プーメルですぬ!
今回は、ただ私の妄想の一部をここに書出しただけを詰め込んだものばかりで、完結はしてないですぬ🐏😖
ただ今後もしかしたらこの中から続くものが生まれるかもしれませんし、逆に!逆にですぬよ?これを参考でもパクリでも良いのでどなたか続きを書いても大丈夫ですぬ!というか逆に書いて欲しいって感じで(((
猫だざむのストーリーの続きを待って下さった方すみませんぬ!次は猫ストーリーしっかりと出したいなと思いますぬ🐏😌
猫だざむは私プーメルが産んだストーリーの中で好評なんですぬよ!見て頂きありがとうございますぬ🐏🙏💕
では!色々注意なので、これ苦手って奴は飛ばしてくださいぬ!其れかブラウザバックですぬ!🐏👆
注意してご覧頂き下さい!行ってらっしゃいぬ〜!
【叶わない夢】
ポートマフィア時代 太宰治/中原中也
任務の帰り道での双黒の話
「あ〜、空飛びたい」
任務終わりの帰り道。空はほんの少しずつ陽が昇って来て、徐々に明るくなり始めて薄明の空。先程の任務の事と其の報告の事、この後の予定の事を頭で確認していた時、防波堤の上で歩いていた相方__相方なんて呼びたくは無い__が、冒頭の言葉を呟いた。
「何云ってんだ、手前……」
勿論、そんな意味不明な発言に理解出来る訳もなく、引いた顔で俺は其奴の方を見た。すれば其奴も此方に顔を向けて、悪戯常習犯のような、悪い企みを考えてるような顔を浮かばせた。タチの悪い笑顔だ。
「んぃや?ふと思っただけ」
はは、と笑いながら軽快なステップでどんどん前に進んで行く。
「危ねぇぞ」
「ん?大丈夫大丈夫、なんなら此の儘空に飛べそうな感じだよ〜」
俺がそう指摘すれば一度脚を止めて、此方に振り返る。今度は何処か寂しげな表情で笑みを浮かべた。直ぐに顔を進む方向へ戻したが、何となく、其の儘本当に空へ飛びに行くんじゃ無いかと思った。
そう思ってしまえば、成る可く近くに居とくようにと、進む脚を速め、其奴の隣へ並ぶ。
今日もいつも通りの朝を迎える。海を見れば陽は完全に顔を出していて、空はほんの少しずつ青くなり始めている。
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【炎天下の中で】
太宰治/中島敦
依頼終わりの中島と休憩中の太宰の二人が暑い中、かき氷を食べに行く話。
「太宰さん!」
「…?お、敦君」
今日もヨコハマは炎天下に包まれ、行き交う人々は涼し気な服装を身に纏っていて、日傘を差す人も居れば、額に滴る汗をハンケチで拭う人も居る中、何時もの砂色の外套を羽織っている太宰はこの時期だけ羽織れる訳も無く、ラフな格好である。中島は変わらずの格好であったが、片手には団扇を持って自身を涼しめている。
「何で君が此処に?依頼かい?」
「えぇまぁ、逃げた依頼人の飼い猫を捜しに」
「そうかいそうかい、其れで、猫は見つかったのかい?」
「はい!何とか見つかりました!いやぁ暑いのに…大変でしたよ」
中島は団扇を更に強く扇がせ、はぁ、と濁点の付くような溜息が熱気と共に吐き出ていく。
「お疲れ様…あ、今から冷たいもの食べに行かないかい?どう?」
「……行きたいです!!」
太宰はふふ、と上品に微笑めば今から目的のお店が在る方向へ中島に背を向け進み始める。其の背中を追うように中島も足を進める。
「其れで、何処へ?」
「最近話題のかき氷専門店さ!色んな種類が有るらしくてね〜
一度行ってみたかったのだよ」
「ほぇ〜…でも大丈夫なんですか?今此の時間ってお昼休憩ですけど、時間過ぎたら国木田さんに怒られるんじゃ…」
そう云い乍ら中島は、国木田が怒りに怒って、今後訪れるであろう修羅場な現場を脳裏に浮かばせた。
「大丈夫大丈夫!どうせ云ってる事は全て同じなのだから、聞き流せば大丈夫」
「其れは大丈夫と云え無いような…本人に聞かれたら後よりも大変な事に成ってますよ…」
中島は回避出来なさそうな運命に、炎天下の筈なのにも関わらず躰中に悪寒が走り、ぶるりと躯を震わせた。
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【譲れない戦い】
ポートマフィア時代 太宰治/森鴎外/エリスちゃん
お互いの為に譲らず引かずの戦いの話。
キャラ崩壊注意!
「太宰君〜!ほら、之を着ておくれよ〜!」
「無理!やだね!!本当キモイよ森さん!」
「キャハハ!リンタロウ必死過ぎ〜!オサム!私もオサムが其れ着た姿見たぁいなぁ?」
「エリスちゃん迄?!」
街明かりがより一際目立つ夜の時間。本来並ば、ヨコハマを縄張りとする闇組織、『ポートマフィア』が動く時間。の筈だが、首領室と呼ばれる部屋の中に、黒の外套に赤の長い襟巻きを見に纏った中年男性と大人びた顔だが顔の半分と襟や裾の隙間から見える所が包帯に包まれ、美しくも何処か不気味な少年、赤いドレスに同じ色のリボンを髪飾った小さな幼女の三人が何やら云いあっていた__主に中年男性と少年__
「ほらほらぁエリスちゃんもそう云ってるし!ね?」
「ね?じゃないから!森さん疲れてるの?可笑しいよ!怖すぎ!」
「何を云ってるんだい太宰君、私は至って正常さ」
「正常ならその手に持ってる物、早く下げてくんない?」
太宰の目線はぬふふんと溶けたような笑顔を浮かばせた森から手に持ってる猫耳カチューシャと黒と白のメイド服へと写り変わる。他所から見れば子供にやらしいセット諸々を持って詰め寄ってる変質者である。
「絶対着ないね!!もう諦めてよ〜…!」
太宰は手で顔を覆って天を仰ぐ。太宰の声色は切実な思いが丸出しであった。
「オサム諦めて着なさいよ〜」
「之に関しては諦められない…!僕のアイデンティティが懸かってる…!!」
正にお互いの“為”がかかってる此の戦闘。両者共々一歩引かず譲らない姿勢にエリスは傍で赤いクレヨンを手に持ち、床に落書きをしたまま面白そうにその場を見守っていた。
「本当キモイこの人!!!!」
太宰の悲痛な叫びが首領室全体に広がった。
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【死のカウントダウン】
太宰治/中原中也
現代パロの双黒の話。死のカウントダウンが見える中原と、死のカウントダウンが始まった太宰の話。
その人の残りの人生のカウントダウンが見える。そんな不気味な能力を俺は持っている。
然し、其れが死のカウントダウンを示すと判ったのは物心がついて少ししたぐらいの頃だ。
朝、幼稚園へ行く支度をしている最中の事だった。朝が早い社会人である父親は行ってきますと声を掛けに俺の所へ寄ってきた。其所で目に見えたのは父親の頭上に靄のような、言語化し難い何かが、『6』と云う形であって、其れが何を示すのかその頃は未だ知らなかった。然し、父親が家を出て、俺も幼稚園へ友達と遊んでいた頃、先生に急に呼ばれた。小さいながらに理解出来た事は、父親が倒れたとの事。
先生から聞いたその数時間後、母親が迎えに来た。向かった先は病院だった。暫くして医者が出てきて、母親に何かを伝えた。瞬間、母親は俺の手を握った儘、泣き崩れた。
父親は死んだ。突然死だった。
父親が家を出て丁度六時間後だったのを知ったのは更に時を経て小学生へとなった時だった。
その時、まだ未熟な脳で俺は気付いた。此れが示すのは死のカウントダウンだと云うことに。
高校生へと成った俺は、今も尚、其の不気味な能力?と共に心身共に成長した。
ガチャ、自転車を駐輪場に置いて、鍵を掛ける。其れと同時に友達である奴の声が背後から聞こえた。
「中也〜遅いじゃあないか」
中学からの友達で高校も同じ処へ通っている。決して此奴が居るからその高校へ入った訳じゃない。近かったから入った。其れだけだ。然し何かしらの偶然か否か、其奴もその高校で、正直驚愕したのは今でもいい思い出だ。
そんな事を考えながら、同級生_太宰の方へ目を向ける。
躯が硬直する。正常に繰り返していた呼吸が真面に出来なくなる。声が出ない、出そうと思えば思う程喉が締まる。苦しい。
「どうしたんだい?」
俺が今どうなってるかも知らぬ太宰は距離を詰め乍らそう云う。俺は震えそうになる声__実際に震えていたかも知れないが__を抑えながら、ただ一言「大丈夫」と伝える。固まっていた足を叱咤し其奴の元へ進む。
太宰の頭上には『65』と示された数字が浮かんでいた。
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【復習】
太宰治
母親に叱られた後、反省として勉強を。何から復習を始めるか考える太宰の話。
暴力表現あり!暗い!
「何でこんな事も真面に出来ないのよ!」
ベチン、と乾いた音がリビングに広がる。
「云ったわよね、お母さんが満足のいくような良い子に成ってって。なのに、何よ此の点数は…! 」
そう云ってクシャと丸められた98点の解答用紙は唯の紙のゴミと成ってしまった。
そんな時、同じクラスで、一軍と呼ばれるグループが話し合っていたのを不意に思い出した。
『俺昨日テストで27点の点数見せたら怒られてさぁ、携帯取り上げれちまったんだよ』
『馬鹿じゃねーの?ちな教科は?』
『数学』
『じゃ、仕方ねーな其れは。俺は92点で褒められたぜ!頑張った甲斐あったわ〜』
『うぜ〜!はぁ、お前ん家の親羨ましいわぁ、俺ん家クソ厳しいんだが。ちょっと遅く帰っただけで怒鳴るんだぜ?もう高二だぞ?!』
『まあまあ、過保護って事で考えましょうよ』
そんな話が耳に入った。別に聞き耳を立てた訳じゃなく、自然と耳に入ってきたのだ。不可抗力だ、不可抗力。
然し、先程の話を聞いていて羨ましいと思ってしまったのだ。他の人の家庭事情が。
君の家庭が其れで厳しいと云う並ば、私の家庭はどういうんだ。
現実に戻る。未だに母は何かを私に語りかけている。私の母は自分の価値を子供に押し付けてくる。これでも最初はほんの少し反抗したのだ。私は私であって、貴女の人形じゃないって、そしたら何を云ってるんだって平手打ちしてきたのだ。痛かったなぁと今思う。
「御免なさい」
たった一言、そう云えば先程の怒号が嘘のように無くなって、落ち着いていた。
「判っているなら、罰として六時間勉強しなさい。それ迄部屋からは出てはいけません」
私の家庭は母の満足のいくような事をしなければ直ぐに自分の価値観を押し付けてくる説教が始まる。100点を取らないと他の人に成績を抜かされるだのなんだの。
少し帰る時間が遅くなってしまえば止まることを知らない連絡の通知が連続。
100点取っても褒めてくれない。当たり前のような目で私を見つめてくる。
頑張っても、もっと、と更に要求してくる。
これでも、君達の家庭は厳しいと云えるのか。部屋に戻って机に勉強ノートを広げ乍らその場に居ないクラスメイトの顔を頭に浮かせ、その顔達に問いかける。返答は当たり前だが返ってこず。
そう云えば、叩かれた頬が痛む。自覚すればと云うが、本当にそうで、叩かれた頬に意識をすれば徐々にジワジワと痛んできた。
さて、何から復習しなおそうかな。
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【ウソ】
太宰治/江戸川乱歩
現代パロ。嘘を吐くのが得意な太宰と嘘を見破るのが得意な江戸川の話。
「太宰君って本当に優しいよね〜!」
「そうそう!」
「いやぁ、それ程でも無いよ?」
唐突だが私は嘘を吐くのが得意である。現に今、『優しい』と良く云われるが、其れは偽善で有る故の行動でやっていた訳であって、性格からの優しさという訳ではない。
私が嘘を吐く度に、其れが本当の事の様に思ってしまうのは私が嘘を吐くのが得意だから。今迄私は、嘘を見破られた事がなかった。そう、“なかった”のだ。過去形である。
見破られる訳が無かった筈なのに、つい先日、転校生君に見破られた。
「君、が乱歩君だっけ?東京から来たんでしょ?引越しとか大変だったよね〜」
上辺だけで、思ってもないような事を云って好印象を与えようとそんな風に云う。
「……君、嘘は吐かなくて良いよ。思ってもないこと云ってどうなるの?」
心臓が一拍高まった。顔から冷や汗が出てくる。嘘が、私の嘘が見破られた?
転校生である江戸川乱歩の顔を見れば、相手は飄々とした見切ったような顔で此方を見ていた。
「いや、…はは、吃驚したぁ。嘘って何が?本当に思った事を口にしただけだよ?」
「…ふーん、そ。まぁいいや…別に、そこまで大変じゃなかったね」
私は今後のことに少し不安を抱えつつ、隣の席の転校生君に少し警戒をするように成った。
然し、あれから私が嘘吐く度に見破られた。どうして?何で?
「あの、何で乱歩君は…その、…私が云うものに嘘だって見破られる事が出来るの?」
在る日、もう堪忍して、自ら問うことにした。
江戸川乱歩はジッと此方を見つめる。瞳の中に写る私が見える。
「…だって君、自分で気づいているか判らないけど、嘘吐く度に右手で左小指擦ってるの良く見るよ?気づいてなかった? 」
そう云われ、ハッとする。気付かなかった。そんな癖が?自分でも知らなかった。そんな事をこの人が?
頭の中で色んな感情がごちゃごちゃに混ざる。
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コメント
8件
ぁぁぁぁ好きだ、プーメルさんの小説大好き、続きなど書ける訳がないぃぃ、(
私の妄想畑のたったの“一部”を!ここに書き出しましたぬが、続き誰でも良いので書いて欲しい。これが私の!!本心ですぬ!!!!ヌァッッ!!