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青龍(せいりゅう)
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基本情報
• 名前: 青龍
• 本来の姿: 龍
• 現在人間の姿:
幼子の姿
• 身長110cm、見た目は5歳。
• 山吹色の瞳
短い白銀の髪
全身に包帯が巻かれている。
青年の姿
• 身長195cm
腰まである銀白色の長髪
頭部には琥珀色の角を持つ。
• 見た目は30歳ほど。
• 一人称: 私
• 話し方: 威厳ある口調。特に、時也に対しては「時也様」と敬意を込めて呼ぶ。
• 立場: 櫻塚家に代々仕える式神。
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能力
本来の力(龍としての神威)
• 青龍は
本来「龍」としての神威を持ち
水や風を操り
広範囲の攻撃を行える強大な式神。
• その力は
「櫻塚家の守護」として君臨し
歴代の当主に忠誠を誓ってきた。
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幼子の姿での能力(異世界渡航後)
• 異世界へ渡る際
禁忌を犯した代償として力の大半を失い
現在は幼子の姿に留められている。
• それでも、怪力と俊敏さに加え
時也の力を借りることで
「龍の腕」を呼び戻し
鋭い爪を武器として使用できる。
• 幼子の姿でも
圧倒的な身のこなしと剛力で
十分な戦闘力を発揮する。
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龍としての再顕現
• 陰陽術で力を引き出された際には
龍の姿に戻ることができる。
ただし
それには時也の霊力と精神力を
大幅に削るので
時也が戦闘不可となる可能性が高い。
• 特に
十二神将との戦闘では
「龍の姿」で神々を喰らい尽くし
時也の世界の破滅に力を貸した。
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戦闘スタイル
幼子の姿
• 俊敏な動きで
相手の攻撃を回避しつつ
強烈な打撃を繰り出す。
• 龍の腕を顕現させたときの一撃は
巨大な岩をも砕く威力を誇る。
• 瞬間的に身を龍の鱗で覆う
「防御術」も可能。
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青年の姿
• 本来の青龍は
「水と風」を操る龍であり
広範囲の攻撃を得意としていた。
• 龍の爪で対象を引き裂き
刃と化した水と風で敵を切り裂く。
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性格
忠誠と誇り
• 青龍は
櫻塚家に代々仕える式神として
「主に忠誠を誓う」ことを
絶対の信念としている。
• そのため
たとえ時也が狂気に陥っていようと
彼の命に従い続けた。
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温厚かつ冷静
• 青龍は本来
温厚で理知的な性格であり
時也の身を案じながらも
冷静に行動する。
• 時也が
精神的に追い詰められていたときも
青龍は声を荒らげることなく
じっと彼の行く末を見守っていた。
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自責と贖罪
• 時也が
「十二神将を喰らわせる」という
暴挙に出た際
青龍はそれを止めなかった。
• 「時也様の命令であれば
従うべきなのか」と
青龍は式神としての
自らの存在に疑問を抱いた。
• そのため
異世界に渡った後は
「時也のために自分は何ができるのか」
を考え続けている。
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過去と背景
式神としての始まり
• 青龍は
櫻塚家の守護神として
召喚された存在であり
代々の当主に忠誠を誓ってきた。
• そのため
櫻塚家の繁栄が青龍の存在意義であり
その役割に誇りを持っていた。
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時也との出会い
• 雪音と時也の出生後
青龍は「双子の世話をする」よう
命じられた。
• その中で
青龍は双子が「災厄」と呼ばれるのは
間違いだと気づき
幼少期から雪音と時也に
深く情を寄せるようになった。
• 時也が「読心術」
雪音が「未来視」を持つことに
いち早く気づき
時也と雪音が政治の道具として
利用されないよう
密かに二人の力を隠し守っていた。
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雪音の死と青龍の葛藤
• 雪音の死は
青龍にとっても強烈な衝撃だった。
• 彼は
時也が狂気に染まっていく姿を見ながら
止めるべきか
従うべきかに苦悩した。
• 最終的に
「この人は、もう人ではない」
と悟りながらも
「時也様の命令ならば従う」
という道を選んだ。
• 十二神将を喰らい尽くすという
暴挙に加担したのは
青龍にとっても「贖罪」であり
「覚悟」の行為だった。
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異世界での再起
• 異世界に渡った代償として
青龍は本来の力を失い
幼子の姿となった。
• 力を失っても
青龍は「時也のために自分ができること」
を探し続けている。
• 幼子の姿になったことで
彼は「時也のために感情的に寄り添う」
ことが増え
時也にとって
より「家族のような存在」と
なっていった。
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青龍の時也への想い
青龍の時也への想いは
忠誠以上のものに変化している。
幼少期から見守り続けたことで
青龍は
「時也が感情を押し殺し続けている」
ことに気づいていた。
だからこそ
「せめて自分だけは、彼の味方でいよう」
と心に決めた。
時也が雪音を失い
狂気に堕ちたときも
青龍が彼を止めなかったのは、
「時也が唯一、感情を露わにした姿」を
見たからだった。
「壊れようが、道を誤ろうが
この人は今、確かに〝生きている〟」
その思いが
青龍が「時也に付き従う理由」である。
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青龍という存在の本質
青龍は
「主に仕える式神」としての
忠誠を持つだけではなく
「時也という人間の
苦しみや弱さを最も理解している存在」
でもある。
雪音が時也の
「生きる意味」だったのなら
青龍は時也の
「生きるための支え」であった。
時也の狂気と破滅を見てもなお
青龍は「時也様を守る」という
信念を捨てなかった。
それは
「式神としての忠誠」などではなく
「友としての愛情」があったからこそ。
青龍は、時也の物語において
「最後の砦」であり
「かけがえのない存在」なのだ。