「さようなら」そんな言葉を残していなくなってしまったあなたへ
今、あなたは幸せですか?
───────────────────────────
そんな言葉を書き、続きを書く為にまたペンを走らせる
ただ、突然消えてしまった彼女に言葉を贈りたいだけなのに目からは涙が溢れて手紙を滲ませる
何故だろうか、
自分が好きなようにペンを走らせて、ただ、ただ、
今まで当たり前のように居た彼女に手紙を、言葉を贈りたいだけなのに、
もう、彼女が俺たちの前に姿を現すことはないと分かってしまったからなのだろうか、
「はぁ、」
そう、ため息をついて、
「あ〜ぁ、いつもなら、さぁ、お前がッ、」
言葉が詰まる
また、ポロポロと涙がこぼれてきた
「ため息をついたら、いっつも叱ってくれたのにっ、」
彼女はいつも『メガティブな気持ちになるから!』と言って、叱ってくれる
“当たり前”だった彼女の姿も、声も、何も無くなってしまっ今、誰も俺を叱ってくれはしない、
彼女のおかげでいつも元気でいられたのに、
「当たり前なんて、直ぐに壊れるんだな、」
そはんなことを言いつつ、彼女の遺影に目を向けた
額縁の中の彼女はにっこりと幸せそうに笑っている
俺はそんな彼女が大好きだった
「また、会えるのかな、」
どうも片方を殺すのが大好きなヤバい人です
この小説はこんな感じの短編(?)を投稿します
ノベルで書きますし、名前も出さないので好きな方を当てはめて読んでくださいね
それでは