こんにちは♪
ノリッノリで書いていこうと思いまーす!
それでは!
⚠️注意⚠️
太中
🔞無し
口調迷子かも……?
地雷さんバイバイ👋✨
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俺は偽善が嫌いだ。偽善というか、この世で苦しんでいる人が沢山いるという事を知っているのにも関わらず、自分はのうのうと贅沢をして、気楽に、何も深い事は考えずに生きる能無しの人間の偽善が嫌いだ。
俺は王子として、この小さな国に生まれた。他国と比べたら、こんな国、そこら辺に落ちている石ころに過ぎない。
だが、俺はこの国を愛している。村に出て、適当に買い物をし、食料を貧民国の貧しい人達に送る、これが趣味だ。
俺は1週間後、この国の王になる。
正直とても嬉しい。だって、自分の愛する国のトップになれるのだから。
ただ、1つ問題がある。
王である親父が、俺を結婚させようとしている事。俺はずっと独身でいたいのだ。
人の奥深くを知るのが怖いから。
よくその人を知ってしまったら、きっと嫌いになる。だって、いい所より悪い所の方が少ない人間なんて、1万人に聞いたとしても、数人しか手を挙げず、その数人にも、自分は素直で正直だ、と王子という位の高い者の前だけで良い子ぶっているだけだろう。
そういうことで、俺は俺自身の人間を信じていない。
否、訂正だ。俺は、俺自身も信じていない。
誰の事も信じられない。
昔、俺は虫が好きだった。
子供特有の好奇心って奴だな。
だが、俺は皆んなが引く程に虫が、昆虫がそれはそれは大好きだった。
そういうことで、俺は、親父にとても珍しいカブトムシを暇な兵士達に取らせてきて、俺にプレゼントしてくれた。
俺は嬉しくて堪らず、兵士達にそこ1週間はお礼を言う程だった。
ある日、俺が朝起きて、カブトムシが寝ている間にに餌をやろうとケージの中を見ると、そのケージの蓋は開けられ、カブトムシが逃げ出していた。
焦った俺は窓の外を見た。すると、、、運のいい事に、城の塀を超えた所の気に引っかかっているようだった。カブトムシを探すために双眼鏡を見つめていたのを胸元におろし、ふっと1度大きく深呼吸をした、その時だった。
どこの子供かも分からないが、確かに俺が村に買い物に行った時にお金に困っていたから金を分けた子供が、俺の飼っていたカブトムシを虫取り網で取り、頭と胴体を外し始めたのだ。
そのショッキングな場面に俺は声が出なかった。でも、直ぐに塀の外に行って、その子供を叱ってやろうという気にもならなかった。
無感情だった。思えば、俺はその子供が自分のカブトムシを手荒く解剖するのを見るのが楽しかったのかもしれないし、逆に、怖すぎて声も出なく、動けなかったのかもしれない。
ただ、記憶にはなんの感情も残っていない。感情がない訳では無いが、その時は本当に何も感じなかった。
嗚呼、俺の大切な物が一瞬にして奪われた。まあいいか。さあ朝食を取ろう。
と言った具合に思っていた(正確にはどう思っていたかは分からないが)。
俺はその日の昼も、村に出掛けようとしていた。
その昼は天気が良くも悪くもなく、今にも雨が降りそうだが、全然降らないという、降水率が高いのに傘を持っていったら邪魔になるといったような、曖昧で、でもどこか不機嫌な天気だった。
俺の買い出しには兵士が4人程着いてくる。その4人の兵士の身支度を部屋で窓を見つめながら待っていると、いかにも怪しげな、同い年位の少年が、悲惨な姿になったカブトムシを見つめ、何かブツブツ言っていた。
これは珍しい光景だなと、城から高みの見物と、そいつを見下ろしていると、そいつは、とても優しい手つきで、カブトムシを丁寧に元の姿に1番近い状態で土に埋め、枯葉を被せてその上に石をのせた。
そいつは墓を作っていた。死んだカブトムシを、3日も放っておけば土に自然に帰るだろう、そんな存在を、わざわざ土に埋め、ご丁寧に手を合わせていた。
奇妙な奴だなんて思っていたが、本心では、あんな裏で優しい奴がこの世に居るのだと感心した。
そして、そいつは俺の村での買い出し中、村人達に虐められているようだったので、それを見ていられず、俺はそいつを本能的に助け、金も渡した。
顔こそ見えなかったが、口元だけは唯一見え、そこから可愛らしい明るい声で、『ありがとう』と返され、こちらも嬉しくなった。
この日から、俺はそいつのように、本心で優しい人に成りたいと思った。
どんな時も、誰かを気遣えるような、紳士的で美しい人。
そして、それと同時に、そいつが誰なのか、模索しようともした。
あんなに村人達に虐められるという事は、魔法使いか預言者か占い師か、はたまた医者なのだろうが、彼には強いオーラが合ったので、勘で魔法使いだろうと認識した。
だが、その模索は失敗に終わった。というか、始まる前から終わっている。
俺の国には住民票があるのだが、そういった魔法使い扱いされている奴らは、住民票に載って居ないどころか、兵士達に探してとお願いしたところで、見つけだされた途端、焼き殺されるだろう。
あんな優しい奴を俺は殺せない。そう思い、模索は諦めることにした。 他に手段があると思っていた。
でも彼は、俺がその日、会った日から、一度も顔を現して居ない。
俺はそいつに会ってみたい。
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おかえりなさい(。・Д・。)ノ
今回は中也さんの過去編を書かせて頂きました。
言いたいことはわかってますよ。
みなさんで、せーのっ
『どちゃくそ下手っぴ〜〜(✌’ω’✌)』
はい、初心者で、本っ当にすみません。
太中は最高傑作しか無いから他の書いてる人達みたいにしたいんだけどな〜
アッレオカシイナー🙃🖖
サイノウガナイナー💦
次回も楽しみにしてくれる方がいれば、とても幸いです。
ご視聴ありがとうございました。
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