注意事項
・cishp
・エセ関西弁、地雷注意⚠️
・ご本人様と一切関係がございません。
・こちらwrwrd!様の二次創作、nmmn、腐向け作品となっております。ご理解のある方のみご覧下さい。
ある日のとても蒸し暑い真夏日。
空はイラつきを覚えるような雲ひとつない快晴。真夏の日差しは照りつけ、蒸し暑い風が吹く。蝉の煩い鳴き音がもっと暑さを煽ってくる。汗がベタベタと肌に付き、不快感を覚えた。
学校終わりの放課後、部活は入ってない為他の生徒より早めの帰宅。
幼なじみのshpといつもどうり一緒に歩いて帰っていた。
「暑い…溶けるレベルやんこんなん。 はよ帰りたいわ」
とshpが呟く。
当たり前だ、今日の気温は30度越え。
手持ちの持ち歩き扇風機は冷風ではなく生ぬるい風が来るばかり。
肌に当たって涼むレベルでは無い。
こんな暑いと嫌いな冬も恋しくなってきてしまう。
「あ、汗ふきシートいる?今思い出したわ。」
「え?ナイス天才」
カバンの中の汗ふきシートの存在を思い出しshpに差し出す。
首周りの髪を上げて汗を拭く。
shpの髪は男子の中では少し長めだ。
栗色のストレート髪。
前髪は少し目にかかる程度の長さ。後ろ髪は首辺り。
汗を拭く仕草が色っぽく感じてしまった。
「はい、ありがと。
え、どしたん? 」
「え、あ、なんにも」
気づいたら見入ってしまった。
俺気持ち悪…。男に見つめられるの嫌に決まってるのに。
「なぁ、アイス食べたい。コンビニ寄ろや」
「賛成。買お買お」
近くのコンビニにアイスを求め入った。
アイスボックスでアイスを選ぶ。
俺はソフトクリームを手に取った。
shpが一向にアイスを手に取らないので疑問に思って、「どしたん?悩んでるん?」と聞いたら。
「決められへん、全部食べたい」と可愛い返しが帰ってきた。
「ci何に決めたん。」
「え、俺?ソフトクリームやけど」
「じゃあ、俺もそれ」
え?
ソフトクリームを手に取りレジへとそそくさと向かう。
「どしたん、はよ会計しよ」
「あ、うん」
会計を済ませ外に出た、また暑苦しざが押し寄せてくる。気持ち悪…
「公園行こや、日陰で食べよ」
公園につき木の日陰になっているベンチへと腰を下ろした。
待ちに待ったアイスを開け食べ始める。
俺も同じように食べ始めた、のだがさっきの一緒が頭から離れなかった。
shpの横顔を盗み見る、中性的な顔立ちでも横顔はキリッとしているギャップ。
こんなに紫外線を浴びてるはずなのに色白な肌。
また涼しくもない風が吹く。
髪が揺れ、葉っぱのかげが揺れる。
風に吹かれているshpがとても儚く、愛おしく見えた。
あぁ、好きだな。