コメント
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今回も神ってましたぁぁぁぁ!!!!! おおおおおぉ、、、!!!!!??嘘おぉ、、( よっしー来ちゃったんですけど???え、ライアたんヤバないすか? いや、、、でも異能、、いや、、、、いや、、(? いや、いやでも平和お姉さん、、(?)いや、、、嫌ぁぁぁん!!!!(??? 次回もめっっっっさ楽しみいぃ!!!!!
——パキッ。
小さな音が、結那の背後で響く。
「……嘘でしょ。」
振り返ると、氷の檻には亀裂が走っていた。まるで何かが中から押し広げているように。
「……はぁ……はぁ……いいねぇ……」
氷越しに、ライアのくぐもった声が聞こえてくる。
「俺を……”生きる意味”がない状態にする?……ハハッ、最高じゃん……!それができるならな……」
——ドンッ!
氷が大きく揺れる。
「ふざけるな……!」
結那はすかさずナイフを氷に突き刺し、さらに強化しようとする。けれど、その瞬間——
「甘ぇんだよォ!!!」
——ズガァァン!!!
氷が爆発するように砕け散った。冷たい破片が辺りに飛び散り、視界は真っ白な霜で覆われる。
「クッ……!」
結那は咄嗟に距離を取る。が、そのときにはもうライアが目の前にいた。
「さぁ、”第二ラウンド”だ。」
ライアの目は狂気に満ちていた。体はボロボロのはずなのに、その笑顔はさらに楽しそうに歪んでいる。
「おらああああ!!!」
結那はナイフを振るう。炎と氷、そして時の魔法が絡み合い、ライアを再び沈めようとする。だが——
「遅い遅い遅い!!!」
ライアはその全てを紙一重でかわし、まるで踊るように接近する。
「……お前さぁ、俺を”壊した”つもりだったんだろ?」
「……っ!」
ライアの手が結那の腕を掴む。
次の瞬間、結那の体が宙を舞った。
——ドガァッ!!!
地面に叩きつけられ、結那は激しく咳き込む。視界がぼやける。
「さて、どう”壊そう”か……?」
ライアはゆっくりと結那に近づく。
「でも、”殺し”はしないよ。俺にしてくれたみたいに……”生きる意味”だけ、全部奪ってやる。」
結那は必死に立ち上がろうとする。だけど、体が動かない。
「さぁ……始めようか?」
その瞬間——
「待て、ライア。」
背後から響く声。
「……誰?」
ライアが振り返る。そこには——
「吉田武史だ。」
血にまみれた吉田が、静かに立っていた。
「お前の相手は、俺だ。」
——戦場は、再び燃え上がる。