前回の続きです。
前回を見ていない方は見ることを推奨します
ではどうぞ
[使い方その3]
ツールと他の機能の使い方
・新規キャンバス
・レイヤー
・ブラシ
・消しゴム
・アンドゥ
・色塗り
・塗りつぶし
・スポイト
・キャンバスモードと資料モード
たくさんありすぎてわかんないよ〜ってなってる人が多数だと思います。
春巻きもなりました…しかしできるだけ簡単にまとめるので頑張って下さい!
何度も見返したり質問したり…春巻きと一緒に慣れていきましょう!
一つずつ説明します
キャンバスの開き方は知っていますね?忘れてしまったっていう人は見返してきてね
・新規キャンバスについて
新しいキャンバスを開いたら、すぐにイラストを描き始められます。
しかし、あらかじめ紙に描いた画像を読み込んでイラストを完成させたり、見本を利用して下書きしたりしたい場合は
レイヤー内にあるカメラ機能から画像を取り込む必要がありますよ。
レイヤーは、キャンバス画面の右下にある「数字の1を四角で囲んだ」マークですね。
レイヤー内の「カメラ」をタップするとデバイスに保存されている写真一覧が表示されるため、利用したい画像を選択します。
キャンバスに表示された画像を2本指で移動拡大縮小して、選択した画像をキャンバス内に納めます。
画像の位置が決定したら、画面右下にある「レ点(完了)」をタップしましょう。
「線画抽出」表示がされるため「キャンセル」を選択しますよ。
白黒に変化した画像を表示したい場合は「OK」を選んでくださいね。
また、画像は新規キャンバスを作成する際の「+」内のカメラからも取り込み可能です。
・レイヤーについて
レイヤーってどこ?って人のために画像です。
イラストを描くときに必要不可欠なレイヤーを操作します。
レイヤーを利用すると修正が簡単にできるため、イラストを描く際はパーツや色ごとに
レイヤーを変えて描いていくのがおすすめです。
レイヤーはよく利用する機能なので、以下の4つに分けて詳しく説明します。
・レイヤーの基本
・クリッピング
・不透明度ロック
・ブレンドモード
初めて使う場合は分かりづらい部分が出てくるかもしれません。
その場合は、実際に操作しながら読み進めていくと理解しやすくなるため
手を動かしながら読んでみてくださいね。
[レイヤーの基本]
レイヤーは「階層」を意味しています
1つのイラストを何枚もの層を重ね合わせて完成させるのに必要なものです。
簡単に説明すると、1枚目のレイヤーにイラストを描き、上に重ねた2枚目のレイヤーに色付けをします。
その上に重ねた3枚目のレイヤーに影をつけて、3枚1セットで1枚のイラストが完成するイメージです。
レイヤーは、レイヤー画面の左側にある「+」をタップすると1枚ずつ増えていきます。
簡単なイラストの場合はレイヤーを使用しなくても問題ありません。
しかし、小物が多いイラストや多くの色彩でイラストを表現する場合は
レイヤーをその都度変えて作成すると編集がしやすくなります。
何枚も重ねたレイヤーのなかから一部のレイヤーだけを確認したい場合は、レイヤーに表示されている目のマークをタップするとレイヤーの表示・非表示を変更できます。
レイヤーはイラスト制作に重要な機能になるため、ぜひ使い方をマスターしてください。
[クリッピング]
レイヤーのクリッピングは色付けをする際に、イラストから色がはみ出さないようにするための機能です。
たとえば1枚目のレイヤーにイラストを描き、2枚目のレイヤーに色付けをします。
2枚目の色付けした一部に影をつけたい場合、影をつける3枚目のレイヤーを新規作成し
「クリッピング」をタップしてください。
クリッピングは色を重ねる際、イラストから色がはみ出して見えないようにするために使う機能です。「クリッピング」ボタンはレイヤーの下側に設置されています。
クリッピングした3枚目のレイヤーを選択したまま、影をつけたい部分に色付けをしていきます。すると、2枚目のレイヤーの色付けされている部分と重なった箇所だけに、色が付きました。
クリッピングを解除すると、2枚目の色付けされていない部分にまで色がはみ出ているのが分かります。
[不透明度ロック]
不透明度ロックは、あらかじめ色付けした部分の色を変更したい場合に利用できます。
たとえば、クリッピングした影の色を変更したい場合、3枚目の影のレイヤーを選択して
「不透明度ロック」をタップします。「不透明度ロック」ボタンはレイヤーの下側、クリッピングの右側です。
不透明度ロックをかけたら、選択した3枚目のレイヤーに別の色を塗ってみましょう。
レイヤーの色が付いている部分のみ変更した色に変わります。
クリッピングせずに、不透明度ロックをかけて影をつけることも可能です。
その場合は2枚目の色付けしたレイヤーに不透明度ロックをかけ、色付けしていきます。
不透明度ロックはクリッピングと似た作業ができますが、以下が異なります。
ークリッピングと不透明度ロックの違いー
クリッピング
色付けができるのは下にあるレイヤーのみになっている
はみ出さずに色付けができる
レイヤーは2枚必要
不透明度ロック
色付けしたレイヤーの色を直接変更する
レイヤーは1枚必要
ただし、不透明度ロックをかけたレイヤーに色付けをした場合、元の色に戻すことはできません。
もう一度、そのレイヤーの色を一から塗り直す必要がでてきます。
不透明度ロックを利用した場合は元のレイヤーに修正を加えることになるため、
修正が必要になったときは初めから修正し直さなくてはいけません。
そのため、修正する必要がないと分かっているレイヤーのみに利用するのがおすすめです。
[ブレンドモード]
ブレンドモードは各レイヤーを普通より明るくしたり暗くしたりして、イラストの明暗やハイライトなどを調整する機能です。
ブレンドモードは、不透明度ロックの右側にある「普通」をタップすると一覧が開きます。
用途に合わせてモードを変更していきましょう。
よく利用するブレンドモードのみ、簡単に紹介します。
乗算
色を濃くしながら暗くする
用途は影を塗るときに使います。
スクリーン
色を薄くしながら明るくする
用途は本体と背景をなじませる
光を当てたときに明るくなる部分を入れる
加算・発光(光)
白に近い色や明るい色をより光らせる
用途は光る部分を作る
オーバレイ
暗い色をより暗く、明るい色をより明るくする
乗算とスクリーンを同時に適用するイメージ
用途は色を足したり光の調整をしたりする
イラストの最後の仕上げでブレンドモードを使うと
背景となじませたり頬の赤みを自然に出したり
髪のつや感を出したりと細かな調整が可能になります。
キリが悪いですが長くなってきたのでここで終わりたいと思います
ばいはる〜
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