TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

紡ぐは煩雑、千切るは容易

一覧ページ

「紡ぐは煩雑、千切るは容易」のメインビジュアル

紡ぐは煩雑、千切るは容易

7 - 第6話 「償い」

♥

530

2023年12月07日

シェアするシェアする
報告する


brside.


『お前らが紡いできた白い糸に、異分子の黒は混ざっちゃいけないだろ?』


『……もう、どうでもいいんだ』


……そう、言い放った時のきんさんの顔が忘れられない。


笑っているはずなのに、目の奥は真っ暗で、全てを諦めきったような顔だった。


……異分子なんかじゃない。


きんさんが黒い糸なら、僕だって、僕たちだって黒く染まって、同じ糸を紡ぐよ。


みんな、きんさんのことを嫌いなわけじゃないんだ。


ずっと、どんな時でも、きんさんのことを考えてるんだ。


きんさんと距離を置いてるのは、きんさんのことが大好きで、大切だから。


…………なんて、綺麗な理由を並べてみるけど、きっとそれも、所詮は“言い訳”でしかない。


僕たちの行動のせいできんさんは、深すぎるくらいの傷を、心に負ってしまっている。


なら僕が、いつも一番きんさんの近くにいた僕が、責任を取らなくちゃ。


br「……全部全部、誤解だよって、伝えなくちゃ」


✧• ───── ✾ ───── •✧


~昼休み~


br「……ねぇ、みんな」


nk「なに〜?」


br「きんさんの、ことなんだけど」


kr「……!」


sha「……きんとき……」


br「……みんなも、川谷くんが言ってたことは嘘だって、分かってると思うんだ」


br「でも、それぞれ思い当たる節があるから、それを事実として受け取ってしまっている」


br「…………でもさ、よく考えてみてよ」


br「僕たちのことを、誰よりも好きでいてくれて、どんな時だって僕たちと一緒にいてくれたきんさんが、僕たちのことを悪く言うと思う?」


br「今までの僕たち、少しでもきんさん自身の気持ちを考えたことがあったかな」


sm「……それは……」


nk「……でもさ、きんときは何も言ってこないし……」


br「それは、きんさんが優しすぎるからだよ」


br「ホントは、誰よりも傷ついてる。苦しんでる。僕たちのせいで」


nk「……っ……」


br「だからさ、きんさんに謝ろうよ」


br「きんさんはこうなること、全く望んでない。もちろん、僕たちだって」


br「…………それで、きんさんが負った心の傷の代償になるなんて思ってないけど」


br「……これは、僕たちへの“戒め”だよ」


nk「……うん……そうだね」


sha「……オレたち、きんときのこと、すごく苦しませてたんだな」


sm「……ああ。あんな、根も葉もない噂を信じて……」


kr「…………俺たちは今まで、きんときの何を見てたんだ……」


br「きんさんが壊れてしまう前に、僕たちが救ってあげなくちゃ。それを、償いとして」


br「また、前みたいな僕たちに────。」


✧• ───── ✾ ───── •✧


終わり!


ちなみに余談だけど


ちょっと前まで仲良かった子に悪口言われ始めてるんだよねw


3年前の再来()

loading

この作品はいかがでしたか?

530

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚