この作品はいかがでしたか?
201
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朔久
朔久
朔久
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kn
放課後の僕が寝過ごしてみんな帰ってしまって、優しいきんさんが待っててくれてるから、帰る支度をしている時。
僕は回答なんて欲しいけど、欲しくない質問をしている。
彼は誰にでも優しくてきっとモテるだろう。だってきんさんだもん。
だから、好きな人が出来ても、きっと彼なら仕留めるだろうから。
その相手はきっと僕じゃないから。
諦めるために、この質問をしたんだ。
諦めたくない、諦めたい。
この気持ちはきっときんさんに託されるのだろう。
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kn
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本当は教えて欲しくないくせに。
kn
br
kn
やめて。続きを話さないで。
kn
kn
kn
kn
br
何その曖昧な返事。
勝ち目あると、勘違いしちゃうじゃん……
br
kn
雪の降るクリスマス。
どこかのパンダとメガネは用事があると言い、
本を読むといい出てこなかった人や、ゲームのイベントがあると言って来なかった人が多いため、2人で出かけることになった。
僕は嬉しいよ!!
例えきんさんが僕に気がなかったとしても。
kn
br
でもなんか今日はきんさんが変だ。
すごく先に行ったりすると注意してくる。
僕ちゃんと見ながら道路出たりしてるんだけどな……
まぁ、仕方ないし、楽しいから、きんさん隣歩こっと!!
kn
br
ゆるゆるとした会話。ずっとこれが続けばいいのに。
br
kn
br
横断歩道をのんびり歩いた時だった。
きんさんの後ろからトラックが来ていたのは。
キキーッ
トラックのブレーキ音がしたとしてももう遅い。
これは……きんさんもやられる。
絶対に嫌だ!!
そう思うと体が勝手に動いていた。
横断歩道の真ん中じゃないから、きんさんを左手で後ろに引き、胸板を右手でそのまま後ろに突き出す。
体格差があるから、きっと後ろに行く。
僕……?
どうでもいいや。
ドンッ
鈍い痛みが……襲ってくる。
kn
kn
br
あれれ、喋りずらいな……
痛みを感じない、僕、死んじゃうのかなぁ
だったら言っとこ。
br
kn
kn
悲痛な彼の声は僕には聞こえなかった。
コメント
10件
切ない(இдஇ`。)
うわっめっちゃ好き!! しネタ大好物っすわ…(◜ᴗ◝ )
.˚‧º·(°இωஇ°)‧º·˚.ウワァァン brさん何でだよ…knさん置いて行かないでよ…