僕っておかしい？

三人でやるセッションは凄く楽しくて 何より、若井君のギターの音が 綺麗だった。

ここだけの話、若井君の記憶に少しでも残るように今日すっごい頑張ったんだ！

褒められちゃった… 頑張って学校来て良かった～

今日は凄く頑張ったもん。 もうちょっと頑張ってみようかな…

僕、今頑張ったよね！ 心臓がバクバクする。 きっと今顔真っ赤だろうな…

今日の帰り道はとっても楽しくて、 気持ちがフワフワした感じがしていた

若井君が僕の顔を覗き込んできた

何を聞かれるか予想できた時だった 前方から見覚えのある人が歩いて来た

あぁ、この人達か…と思いながら ズキズキ痛む心臓を睨む 今会いたくなかったな… 後から何かされるかもしれない

汗が止まらない。 僕は元貴にすら、虐められていることを 話していないのだから。 ぎゅっとスカートを握る手に力が入る。

焦って言葉が上手く出てこない

グッ（引っ張られる）

なんとか喋りながら、涙を堪えて 僕は何処かに連れてかれてしまった。

連れてかれたのは人気の無い公園だった 何されるか予想は出来るけど、怖い…

痛々しい言葉がどんどん降ってきて どんどん心臓が痛くなる。 泣いたら駄目だ。我慢しなきゃ。

これ、やんなきゃ終わんないやつね。 制服、汚れちゃうな、 でも早く帰りたいし、、、

僕は公園の砂場に息を止めて土下座した 砂の匂いが鼻を突く。

パシャ📸

そう言って飲みかけの飲み物を 頭からかけられた。

抵抗できない自分が嫌い。 泣きじゃくりながらグッと土を掴んだ。

家に帰ったのは、日が沈んだ後だった。 泣きすぎて目が痛い。 整えた髪も乱れてしまった。

そして明日は休もう。 少しぐらい心の余裕を作らなきゃ。

そう思っていると着信音が鳴った。

出来るだけツラいのがバレない様に 文章をうつ

ゴトッという音で我に返る スマホを落としてしまった

見られていた。見られていたんだ。 僕が土下座していたのを。

元貴が見ていると言うことは 若井君が一緒にいる可能性が高い。 背中の冷や汗が止まらない。

タップお疲れ様でした。 どうも主です。 スクロールの表示が分からなくて この始末です。 教えてくれる方、お願いします🙇‍♀