!ATTENTION ‽.この物語は、実際の国や人物とは一切関係ありません。 ‽.政治的、挑発等の意図は一切ありません。 ‽.エスニックジョーク、又はブラックジョーク等が含まれています。 ‽.ショッキングだったり、グロテスクな表現等が含まれています。 ‽.無理して最後まで見ないでください。任意のタイミングでブラウザバックを推奨します。 ‽.読了後のクレーム等は一切受け付けていません。
以上のことを理解したうえ、お読みください。
船が勢いよく揺れる。 雨風の鋭く恐ろしい音が鼓膜を震わせる。
イギリス
ドイツ
イギリス
色々あって船で海を渡っていた一行、 突然の暴風雨に襲われてしまい、 この船から脱出することになった。
日本
アメリカ
日本
日本
アメリカ
脱出の案は正解で、 暴風雨は更に強くなり、船はもう沈みかけていた。
イギリス
救命ボートから声を掛ける。 日本はまだ、一人船に居て、 船にもう残っている人はいないかを確認していた。
日本
イギリス
日本はそれなら、といった表情で、救命ボートに乗ろうとする。 が、その瞬間、 大きな丸太にでも当たったのか、船が完全に沈没してしまう。 イギリスは手を差し伸べていたが、ギリギリとどかないところで、日本は海に落ちてしまった。
日本
イギリス
アメリカ
慌ててアメリカがこちらに駆け寄ってきて、 日本に手を差し伸べようと、前かがみになる。
アメリカ
救命ボートは不安定なのに前かがみになれば、結末は見えている。 バランスを崩して海に落下だ。
イギリス
そこをすんでの所で助けるイギリス。
アメリカ
イギリス
日本
水泳を習っていたので泳げるには泳げるのだが、 社畜でまともに運動していない日本が、暴風雨で荒れ狂う海でまともに泳げるはずがなかった。
イギリス
イギリス
今にも溺れそうな日本を見て、 イライラと、
興奮みたいなものが、心の底からふつふつと湧いてくる。
イギリス
イギリス
アメリカ
イギリス
わかってるのに、 こんなに見入ってしまう。
___ああ、すごく苦しそう。 かわいそう。 海水に溺れちゃって。
イギリス
アメリカ
自然と口角が上がるのと同時に、 海面から、日本の手が見えなくなった。
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