初兎
今日も俺は 、とある神社を訪れている
此処に来るのも何回目だろうか
初兎
見慣れた風景を目にした後、そんな事を言って賽銭箱の前に立った
初兎
初兎
初兎
賽銭箱へお金を投げ入れる様な事はしない
二礼二拍手一礼
これを毎日毎日この神社へ来て行う
初兎
今更叶う訳の無い願い事を
俺は未だに願い続けている
そう 、それは俺が神様を嫌いになったあの日
丁度 ... 8年前の今日
俺は両親を亡くした
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
父 、母
初兎(昔)
初兎(昔)
" 名 前 を 呼 ん で よ "
そして ...
両親が亡くなってしまったあの日から
俺は神様に縋るようになった
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
初兎(昔)
誰も居ない神社に子供がひとりきり
当然 、そんな事を願っても返事が来る事は1度も無かった
初兎
初兎
初兎
とても良い思い出と言えるようなものでは無いが
自分の過去への気持ちを無くす為に
僕は引きつった笑顔でそんな事を言う
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
信じれば報われる
そんな馬鹿な考えを信じていた
僕も馬鹿だ
神様は不公平に人を助ける
それも ... 善悪関係なく
そんな神様が ...
" 俺 は 大 嫌 い " だ
コメント
5件
続きが気になる・・・!
いや、なんかいいね(語彙力無し) 初兎お父さんとお母さん早くになくしてしまったん可哀想(´;ω;`)
あの世から初兎くんのお父さんお母さん連れてきていいですか…?((