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金田一
天川
金田一
6時間目が終わり 教科書を棚に仕舞い乍 天川の言う事に共感を示す。 ‥‥ どうにでも成れとは思ったが 矢張り手紙の事での心配は消えず、 口が無意識に『へ』の字を描いている。
天川
金田一
ぽん、と背中を叩かれて 改めて、どうにでも成れの精神で 行こうと思う。 其の時は其の時、怖がる必要は無い。 ‥‥
金田一
天川
黎
国見
黎
国見
黎
国見
国見
黎
国見
黎
国見
黎
国見
黎
黎
金田一
天川
金田一
天川
金田一
天川
黎
金田一と天川の会話へと無意識に 目を遣って遠くから眺め乍 学級日誌の入った教卓を探る。 縁の方でクシャリとした紙の質感が 手に感じられる。 徐ろに取り出せば後ろからペン跡が 滲んでいるのが分かる。 恐らく‥‥手紙の返事。
黎
案の定、『◯』印が見えた。 合っている様だ。 けれど滲んでいるのは黒いペンで。 目をぱち〃と瞬かせた後に そっと紙を開く。
黎
そして、そっと目を上に遣る。 口をもむもむとさせて、 何でか笑いを堪える。 まさか此の答えで返って来るとは 予想外で想定外。
黎
黎
金田一
下を見ていると言う事は 恐らく手紙を見ているのだろう。 けど直ぐに上に目を遣って、 ぷる〃しているのが気になって 若干ヤバい物を見る様に遠目から ぽつりと呟く。
天川
金田一
天川
金田一
天川
黎
天川
金田一
黎
黎
1年5組
黎
黎
天川
金田一
天川
金田一
天川
国見
金田一
金田一
天川
金田一
国見
金田一
国見
金田一
国見
金田一
国見
金田一
国見
金田一
金田一
国見
国見
金田一
国見
金田一
国見
金田一
金田一
国見
金田一
金田一
国見
金田一
───────!
金田一
???
そっと体育館前のドアから 体育館の中を覗く。
金田一
金田一
自分の勘は的中するだろうか。 けれど、あの後ろ姿は 黒板に文字を書いている時に 何時も見て来たから間違う確率は ほぼ零に等しい。 そして思わず声を漏らすと 恐らく先程の叫び声を上げた人物が 此方に振り向いて──。
天川
天川
国見
天川
国見
天川
国見
天川
国見