コメント
1件
読み応えあって本当1つの小説よんでるみたいでした 不思議な世界とリアルな人間のドロドロとした感情がまじりあっているのが面白かった!! 人の感情とかいろいろ知れた気がします 、とてもお気に入りの作品だよ😌💖💖
すたぽら様 / こえれる
# すたぽら # こえれる # 感動
二次創作小説 すごく長いです(およそ1500タップ) スクロール読みをおすすめします
- 𝕊𝕋𝔸ℝ𝕋 -
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
僕の大切な友達が死んだ日
最後まで僕の目を見てくれていた
目から溢れた涙
まだ生きたいと叫ぶ心
でも全てを悟ったような目
𝓒𝓸𝓮 .
そんな必死な顔が
とても美しく思えた
𝓒𝓸𝓮 .
___ ____ _____
もう動かない脈
開かない瞳
戻らない体温
自分は今どんな顔をしているだろう
𝓒𝓸𝓮 .
今
僕は笑っていたのだろうか
𝓒𝓸𝓮 .
出会いと別れの季節
それが春
結局、大切なのはどっちなのか
𝓛𝓮𝓵𝓾
新しい環境に追いつけないまま時が過ぎる
まだ複雑な感情
𝓛𝓮𝓵𝓾
「そんなこと言わないでよ」
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
誰なんだこいつは
突然話しかけてきて
しかも説教
悪いやつではなさそうだけど
同じ学年とはいえ初めてみる顔
綺麗な赤い髪に輝くような瞳
少し見入ってしまったようだ
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
急に髪を触られたから驚いたけど
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
ちょっとくすぐったかったけど
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
帰って来た瞬間に力が抜ける
そして始まる反省会
𝓒𝓸𝓮 .
でも、今回ばかりは自分を許したい
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
もう今日はいいや
もう考えたくないや
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
いや、寝れるかな
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
思い出したくない
知りたくない
君のこと
考えたくなくて
寝るしかすることがなかった
きっとあれは昔だけ
もう今は知らないも同然だ
夢の中に君がいるなんて
あーあ、
またやっちゃった
いつもこうなんだよな
ごめんねれるくん
僕を1人の人間としてみてくれるかな
それとも
また変なやつって思われちゃうかな
あはは…そうだよね
僕はそんなやつだから
言われても仕方がないよね
自分から話しかけたのに
ほら、やっぱり
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
凄くリアルな夢だな
まるで僕の心を誰かが代わりに説明してくれたみたいだ
言われなくたってわかってるのに
もういいよ
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
時計はまだ夜中の3時半
𝓒𝓸𝓮 .
何故か最近、寝付くのにものすごく時間がかかる
𝓒𝓸𝓮 .
ここからまた時間がかかるというのに
𝓒𝓸𝓮 .
君のことを見たことある気がするんだ
きっと
ではないはず
記憶の片隅に
寂しそうな目の人
透明なほど薄い肌
白い髪
うーん、それしか覚えてないなぁ
でも、それを君と思ったのは
なにかあるはず
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
窓から明るい光が差し込む
眩しくて、目を擦る
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
ぼやけている目で前を見ながら
ベットを降りようとすると
ドサッ )
𝓒𝓸𝓮 .
足を滑らせたようだ
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
急に重くなった体に反応できなくて
足が動かない
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
視界が揺らぐ
意識が遠のいていく
𝓒𝓸𝓮 .
✡_.
「寂しいなって言ってる」
✡_.
「悲しいなって言ってる」
✡_.
「会いたいなって言ってる」
✡_.
あ、泣き出しちゃったよ
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
僕はれる
入院中の高校生だ
最近は落ち着いてきたのでお試しで学校へ1週間だけ行ってみた
当たり前に友達も出来ない
もう春で学年も上がるということで
新しい環境に嘆いていると
あの赤髪の人に声をかけられたんだ
𝓒𝓸𝓮 .
きっとひとり言のような
れるの言葉に対しての愚痴だろう
でもそのおかげでその人と友達になった
凄く印象的な赤い髪
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
きっと見間違いだ
コンコン )
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
出された食事を少し口に運ぶ
味があまりしなくて正直美味しくない
それに最近食事を嫌うようになった
𝓛𝓮𝓵𝓾
1時間もこんな時間が続くなんて
𝓛𝓮𝓵𝓾
今日はいつもより少し鬱気味かもしれない
本当にやる気が起きない
学校も行かなくていいや
それよりあの人が気になりすぎる
夢にまで出てきそうだ
まぁどうせ寝れないけど
またやって来た今日を恨んで
ずっと消えない過去を悔やんで
考えられない未来に失望して
そうして生まれたのがれるだ
明日もまた嫌いになるから
どうせ頑張ったって意味は無いと思う
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
目を閉じたら
もうこの世かないなくなれたらいいのに
でもあと少し
あと少しで
ばいばいしちゃうかも
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
朝とは違って日光の光が一層まぶしい
きっと原因は貧血と栄養失調だろう
最近ろくに食べてないし
そもそも食事が喉を通らない
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
保険室の先生
- 5時頃 -
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
❀_.
❀_.
❀_.
❀_.
❀_.
無理して笑ってんだ
誰も傷つけないために
自分の心が傷ついてることは
分からないフリしてるんだ
それを知っているのは
れるだけ
本人もきっと
知りたくないことだ
あれ、おかしいな
息が苦しいや
呼吸ができないの
くらくらするよ
それでいいよもう
そのまま死のうよ
そしたらみんな幸せだよね
𝓛𝓮𝓵𝓾
もう、だめかな
やっと向こうにいけるかな
𝓛𝓮𝓵𝓾
胸が痛い
心臓に衝撃が走るような
無理やり起こされてる…?
このまま寝ていたいのに
でも美味しいご飯はまだ食べたいな
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
なんだよ
なにも良くないよ
最後まで頑張ろうなんて言わないでよ
もう必死に頑張ったよ
もういいよ
「そんなこといわないでよ」
辛いよ
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
人の温もり
あなたの想いを感じるの
なんで
𝓛𝓮𝓵𝓾
涙が止まらないの
なんか初めての感情かも
人の優しさってやつ?
あはは、そんなはずないか
なにやってんだ、こんなに泣いてるのに
頭は冷静なの
でも何も考えられないの
ずっとこの温もりに触れていたいから
でもこの人はれるのことをよく知らないから
本当かなって素直に喜べないや
医療生
医療生
れるだって、幸せになる権利はあるのかな
そんな答えは知りたくないや
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
夢 出てくる 知らない人
𝓒𝓸𝓮 .
知らない人が夢の中に出てくるのは、自分でも気づいていない1面や、知りたくないこと一面を表している可能性が高いです
また、対人関係の悩みや人間関係の幸運などを表していることもあります
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
頭の中をあの白髪の人が過ぎった
疲れたから帰ってきてすぐベットに飛び込む
大の字になって天井を見てる
何も考えられない
それに考えることがない
𝓒𝓸𝓮 .
だからあの人のことを思い出してる
こんなに記憶に残るのは
きっと仲良くしたいから
もっとしっかり会話が出来れば
𝓒𝓸𝓮 .
自分がまともに人と触れ合えてないのに
明日は学校
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
誰を
信じれば
いいのだろう
みんな
結局
表だけ
いい印象貰ったら
それで終わり
本当に何がしたいんだろう
僕
本当は
明るい子なんだよ
でも
それを笑われたから
あの時は苦しくて
悲しい笑顔しかできなかったから
笑顔が素敵なこえくん
なんて
言われなくなっちゃったよ
本当はもっと明るい子だったんだよ
色で表したら、そうだな
君の好きな赤
真っ赤だったかな
でも今君はこう言うんだ
「笑うのが怖いんだ」
赤に黒を足した感じかな
でもあの頃の君はそうだな
その黒さに気づかなくて
その上に赤色を塗っていたんだよ
なんでそんなこと分かるのかって?
だいたい
僕は誰なのかな
それが分からないから知らないよ
知らなくてもいいことじゃない?
本人も分からないことを僕は知ってる
僕、君のこと
なんでも知ってるよ
なのに君は
僕のこと何も知らないんだね
覚えていないんだね
この物語、お話は
僕の歩んでる人生だけど
君にも関係することで
でも誰も読む気にならない
それに1話2話って
区切りがないから
感想だって言われないよね
だからこのままでいいよ
誰も気にしないならそれでいいよ
だってそれならなんにも言われないでしょ
誰も僕に興味がないってことだから
そろそろここら辺であなたも飽きてきたでしょ?
今からここを1ページとします
そしてその時の僕の心を黒とします
この1ページの話だけが長いのは
弱さを吐き出したいから
黒に少しでも白を足したいの
それはあなたも分かるでしょ?
そしてここで時間を稼いでいるから
君は僕のことを思い出してくれるかも
僕は君を信じてるから
ね?
そういうことでしょ?
これは僕と君だけの話
僕が君と出会うだけの話
まだ話は終わっていないけど
勝手に覗かないでくれるかな
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
なんだろう
よく覚えてないな
起きたあと見た夢を忘れるのと一緒じゃない?
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
君が無理して笑ってたから
僕はそれを知っているけど
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
カウンセラー
カウンセラー
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
だめだ、足が動かない
歩けない
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
- 1時間後 -
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
ガラガラ )
保険室の先生
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
ごめんね先生
迷惑かけて
でもそれを口に出すと
きっと聞かれてしまうから
𝓒𝓸𝓮 .
なんだろう
僕の心の中は凄くぐちゃぐちゃで
どう整理すればいいのかが分からない
でもさ、独りにしないでほしいな
独りは辛いんだ
家に帰ればいくらでも時間はあるんだから
ありがとう先生
心配してくれて
でも違うんだ
僕さ家ではずっとひとりだから
学校くらいは隣にいてほしいんだよね
せっかく頑張ってここに来たのに
なんで離れてしまうの?
側にいてよ お話聞いてよ 背中さすってよ
褒めてよ 認めてよ 慰めてよ
辛かったんだ
今も苦しくてさ
❀_.
❀_.
❀_.
❀_.
❀_.
ほら
無理してたって思ってる
だから僕は隣にいてほしいの
ひとりにしてなんて言わないから
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
涙が溢れる
気持ちが抑えきれなくて
でも泣くのは怖くて
弱いって思われちゃうの
なんでだろう
泣く時に
息ができなくなるの
泣いてるって知られたくないの
𝓒𝓸𝓮 .
怖いよ
ごめんね 僕がこんな人で
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
やめてよ
なんで今なの
…
ごめんね
言ってることが自分でも理解できないの
矛盾しかしてないね
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
泣いてるの堪えてると
本当に息が苦しくて
深呼吸なんて出来なくて
今すぐ楽になりたいって思っちゃうの
保険室の先生
ありがとう、嬉しいな
𝓒𝓸𝓮 .
なんでこんなに辛いの
でもこれで誰かが幸せになれたならいいや
もうずっと泣いていたいな
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
泣くのって気持ち悪い
スッキリしない
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓛𝓮𝓵𝓾
保険室の先生
𝓛𝓮𝓵𝓾
保険室の先生
保険室の先生
保険室の先生
𝓛𝓮𝓵𝓾
保険室の先生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
感情が更にヒートアップする
この前会ったばっかりなのに
全然キャラ違うとか思われるよね
でも今はきっと目が腫れてるし
顔もあげられない
え、こえくん、
まさかこんな所で会うなんて
ちゃんと話してみたくて来たけど
いざとなるとなんか緊張するな
そもそも、大丈夫かな
寝てるのかな、いや、ちょっと震えてる
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
恐る恐ると顔を上げる
警戒するような目で
でも悲しそうにみえる
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
𝓛𝓮𝓵𝓾
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
保険室の先生
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
保険室の先生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
- 放課後 外 -
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
放課後の
まだ誰もいない時間に
誰も分からない会話をした
そしたら君は僕を分かってくれようとした
嬉しいな わかって貰えるって
これは多分、そういう感情なんだろな
もっと君と仲良くなりたい
僕の前くらい
明るい子でいてほしいな
もちろん素でね
まだ明るい帰りの通学路
音もない静かなただの道
なのに君といると静寂も辛くない
なんでだろうか
この感覚が懐かしく思えるのは
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
ああ、よかったよ
まだ大丈夫だね
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
僕も久しぶりに笑えたな
そこら辺の人間のしてる会話って
こんなに楽しかったんだね
無理して合わせてることが君には出来なくて
自然と口から言葉が零れていく
僕って変なことしか言わないな
でも理解してほしいな
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
そんな意識はないさ
所詮譫言だよ
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
れるにはただいまが言えない
言う相手がいない
なんでかは分からない
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
医療生
そうだね
いつも頑張ってないって事だよね
今日を1から100で表すとしたら
50よりは上かな
いつも人生どん底の僕に
神様はなんの希望を与えたの?
最悪だよ
毎日明日死のう明日死のうって思って
明日は頑張ろうだなんて思わせちゃって
れるが、不幸を生きる限り
誰かが幸せでいてくれないとな
れるが嬉しいって思ったら
誰かが悲しむんだよ
そうじゃないと成り立たないの
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
支えにゆっくりしか歩けないな
さっきとはまるで違う人みたいだ
もうこんな所に帰りたくない
心配される人がいないから
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
だめだ
人の前で泣いたら
無理矢理感情を抑え込む
医療生
医療生
𝓛𝓮𝓵𝓾
このまま倒れたらな
息ができなくなればな
楽だったろうに
もういいか
抵抗なんてしなきゃいい
この世界に身を任せよう
なんかもう、
正直満足したよ
理由は知らないけど
れるがれるを知る前に
別れを告げないと
君にも
この世界にも
1日、2日と月日が経っていく
あの日を境にれるは来なくなった
自然にれるくんを考えなくもなった
でもそれは
れるくんを忘れてしまうのではないか
僕は君のことを何も知らない
だから教えてと言えば
れるも自分のことは分からない
って言うんだ
全く変なやつだよね
怖いな
すごく鳥肌が立つ
僕の記憶から君がいなくなると思うと
でもきっとそれを望んでいるんじゃないかなって
そう思ったりして
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
よく考えろ
考えろ考えろ
思い出すんだ
君の名前はれる
白髪で白い肌の人
きっと本当は元気な人
何故かそう感じる
𝓛𝓮𝓵𝓾
本当おもしろいね
でもさ、れるってなんか
____だよね
𝓛𝓮𝓵𝓾
それ俺も思ってた!
まじで____!!
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
そんなこと言ったら可哀想じゃん!
𝓛𝓮𝓵𝓾
大丈夫?先生に言うよ!
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
こんなの冗談に決まってる
そうだよ、絶対にね
あれかられるに対しての愚痴は治まらかった
みんな似たようなことを思っていて、
クラスのみんなは簡単に敵になった
女子からも助けの手を振り払ったせいで
見向きもしなくなった
いじめなんてない平和なクラスだと思っていたのに
簡単に信じたれるがいけなかったんだ
そうして見る人全員の視線が怖くなって
鬱を発症してしまった
最初は食欲もなくて、動けなくて、眠れなくて
未遂だって何度もしてきた
なのに生きている
そんなのおかしいよな
みんなれるに死んでほしいって思ってるくせに
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
心からそう思った
この世界ごと全てが憎らしくて
目なんて見えなきゃよかったとか
耳なんて聞こえなきゃよかったって
ずっとずっと思ってた
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
思い出したよ
君のこと
忘れないようにノートに書き留めた
れる
16歳(同い年)
過去にいじめがあって鬱を発症
何度もした自殺未遂
後遺症すら残らなかった
現 入院中
3月9日 放課後、再開
3月19日 学校へ来た
3月26日 ようやく思い出した
れるくんは僕のことをよく知っている
だから僕も知らないといけません
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
徒歩10分ほどのところにある
精神科病院を思い出した
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
今は夜
こんなに薄着で雨の中外へ出た
当然人も少なくて雨の音しか聞こえない
それでもいいんだ
この世界から君を忘れるよりは
運動不足な体には
足が折れそうなほど痛い
地面もびしゃびしゃで歩きにくい
でも一生懸命に走った
そこに君がいると信じて
𝓒𝓸𝓮 .
病院の中はまだ明るく
まだ何人か待合室にも人がいた
𝓒𝓸𝓮 .
医療生
𝓒𝓸𝓮 .
医療生
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
医療生
医療生
医療生
𝓒𝓸𝓮 .
医療生
窓の外を眺めると
雨が降っていて
外に人も少ない
𝓛𝓮𝓵𝓾
そんな景色を横目に
遺書を書いていた
今夜の外は死ぬには適していないが
そんなの気にしなくてもいいかななんて
ただ呑気に考えてた
今から星になります
次こそは死ねますように
れるが死ぬことで世界が平和になりますように
でもこの世界は嫌いです
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
何度も消しては書いてを繰り返していると
なんだか気配を感じて
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
思わず声が出てしまった
そして咄嗟に遺書をぐしゃぐしゃにしてしまった
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
きっと動揺が隠せていなかっただろう
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
頭が痛い
思い出させないでくれ
トラウマが蘇るような
またあの時みたいに笑われたような感覚
𝓛𝓮𝓵𝓾
やめて
お願いだから
過去のれるを教えないで
呼吸が詰まる
苦しい
𝓛𝓮𝓵𝓾
もう話しかけないで
れるに触れたくない
せっかく今日死のうと思ったのに
これじゃ全部台無しだよ
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
ごめんな、こえくん
怒鳴ってしまって
気持ちのコントロールが出来なくて
𝓒𝓸𝓮 .
さっきまで友達だったのに
あの一言でみんな敵になった
あんな一瞬で裏切られるなんて
知らなかった
もう誰も信じたくなかった
そんなあの時の光景が
今の自分も苦しめてる
そんなれるを見つめてる君は
どういう感情なのかを知りたい
ここに来てれるを裏切るのか
それともれるの自殺を止めるか
れるの望みはきっと理解できない
そんな君だから
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
果たしてれるに明日はあるのだろうか
生きてなんて言われたくない
でも断れない
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
もうどうすればいいの
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
誰かに思いをぶつけるのが怖くて
いつも言う度に相手を見て
どんな反応されるかってびくびくしてた
でも君はずっと何も言わなかった
少し切ないように笑ってた
そんな君が不思議だった
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
なんで
なんで抱きしめるの?
何、やってるの、?意味が分からないよ
𝓛𝓮𝓵𝓾
次第に涙が零れ落ちる
もしこれが逆の立場だったら
誰かのことを抱きしめるなんて出来ないよ
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
なんで君も泣いてるの?
君も辛かったんだよね
前の看護師さんの時だって
同じことをされたけど
あれはどうせ同情してただけって思ってた
でも君は違う
こんなに暖かくて優しい
切なくて、どこか心地よい
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
そう言って君は優しく微笑んだ
そして涙が止まらなくて
一緒に泣いた
ずっとこのままでいいのにって
時が止まればいいのにって
初めて思った
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓛𝓮𝓵𝓾
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
生きたいって思えて
抱きしめてもらえて
認めてもらえた
そんな自分が誇らしくて
君が素敵だと思った
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
𝓛𝓮𝓵𝓾
人に会うのがこんなにも楽しみで
𝓛𝓮𝓵𝓾
君という人がすごく大好きです
𝓒𝓸𝓮 .
𝓒𝓸𝓮 .
そんな
3月27日
切なくて、儚くて、尊い
明るくて、優しい君に
初めて僕が
恋をした時
死ぬ直前の人は
瞳孔が大きく開くらしい
きっと見えにくかっただろうに
でも僕を最後見つめていてくれた
君はもう限界だったんだね
いかないでなんて言ってごめんね
そして僕の大好きな、大切な人
れるは
まだ生きたいって思ってくれるだろうか
でも恥ずかしいことに僕は
まだ君に抱きしめてもらったことがない
僕が、君を一生懸命幸せに導くから
どうか、心強く生きていてほしい
だから、遺書はもう書かないでね
そんな約束を交わしたい。
でも僕はまだ君には分からないこと
言わないといけないんだ
今日、意を決して話そうと思う
君を屋上に呼び出して
1時間前からずっと待ってる
早く伝えなきゃならないの
じゃないと、時間が___
あれ、どうしよう
心臓がすごく痛い
ごめんね、れるくん
僕、もうだめみたい
まさか伝えられないなんて
残念だけど、まぁいいよ
その代わり君は幸せになってね
今までありがとう
僕はれるが大好きです。
僕は友達が死んじゃった時
綺麗だなって思っちゃった
だから君が死ぬところを見れなくて良かった
でも僕は、僕は君に
僕の最期を笑顔で迎えてほしいんだ
作り笑いでも許すから
もっと笑顔に自信をもってよね
ごめん
もう時間がないみたい
僕は今から星になります
空からでも君を導けるといいな
…あははっ
笑顔って素敵だね
それじゃあね
また、来世で。
- 𝕖𝕟𝕕 -
世界って不思議なことしかないよね
長めのお話だけど読んでくださりありがとうございました
作者 : そあ
(総)12175文字 / 1472タップ / 34シーン