モブ
モブ
学校に近づくにつれ、生徒の数が多くなっていく 男の子彼の視線から逃げるように、桃ちゃんの背中に隠れた
こ、怖い‥‥‥‥。
モブ
モブ
中学に入った頃から、よく告白と言うものをされるようになった 原因は、わからないしどうして俺なんだろうと思うけど、 大勢の男に囲まれることもしばしば
小学生の頃の出来事がトラウマで男の子恐怖症になった俺には、 苦痛でしかなくて委縮してしまう
男の人は、家族と親戚と桃ちゃん以外、全員怖い‥‥‥
桃
桃ちゃんが、こっちを見ていた人たちを睨みつけながら言うと、 『ひっ』と怯えたような声を出し、 顔を青くしていそいそと走っていく
桃
赤
桃ちゃんは、優しいなぁ‥‥‥‥ いつもこうして守ってくれる
モブ
モブ
モブ
びくりと反応してしまった ただの幼馴染‥‥‥‥ ほんとうに、そのとおりだ‥‥‥
寂しくなって、ぎゅっと下唇を嚙む 最近、よく考える 桃ちゃんはいったい、どう思ってるんだろうって
きっと、迷惑だと思う 恋人でもない人のお守りなんて‥‥‥‥ もしかしたら、いい加減開放してくれって思ってるかも‥‥‥‥
俺もこのままじゃ、ダメだな、いい加減、桃ちゃん離れしなきゃ‥‥‥‥
桃
赤
青
黄
赤
赤
二人はいつも、桃ちゃんのことをからかってくる 恥ずかしくって、二人の腕から逃げて自分の席に向かう
青
黄
赤
お似合い‥‥‥‥か、 いやいや、お世辞だよね
『姫』って、苗字だけだから‥‥‥‥ さとちゃんが、『王子』って呼ばれるのは知ってるけど‥‥‥‥。
青
赤
一番近くにいたから、もう痛いほど分かってる、、
俺は、桃ちゃんの恋愛対象に慣れないんだって‥‥‥‥ 告白することだって考えたけど‥‥ 振られて気まずくなるくらいなら、幼馴染のままがいい 弟の‥‥‥‥ままでいいんだ
青
黄
赤
二人は俺を見て、なぜか大きくため息をついた