『 💛 ~ 、これ運んでー! 』
りょーか 。
りょーか 。
なんて 一つの料理 を 両手で抱えながら 思わず 呟く 💛 。
りょーか 。
普段はカフェ店員の💛.
💛の誰にでも優しい 接客態度が評判のお店だ。
今日は夕方だから客も少ないはず… と毎回思うが学生も多い。
楽しそうに話したり喧嘩したり… そんな微笑ましい場面を 見るのが仕事の楽しみだ。
『 二名様ご来店でーす 』
りょーか 。
わかい 。
💙!?!?
りょーか 。
ねぇ誰横の女の子!!!?
わかい 。
何て思っていると💙くんの席から 注文の合図が来た。
他のスタッフはもう皆 注文も手一杯で無理な状況。
僕が行くのかぁ
わかい 。
わかい 。
わかい 。
りょーか 。
りょーか 。
りょーか 。
りょーか 。
やっぱり高校生男子の食欲は 舐めてはいけない。
お弁当は多くしておいたのに…笑
りょーか 。
りょーか 。
りょーか 。
わかい 。
りょーか 。
何で 照れてるんだろう ??!
仕事中 だよ !?
💙くんは 他人だ 。 うん 。
りょーか 。
荷物 を 詰めて 扉を開けようとした時 、
「 💛ーちゃん !、 」
りょーか 。
この 店の店長 。
女性 だけど 優しくって 僕の事 を 可愛がってくれる 。
「 ほんとに いつも ありがとうね ! 」
りょーか 。
「 💛ちゃんが来てくれて この店ほんと明るくなったよ ー ! 」
りょーか 。
そう言って 僕の頭を 撫でてくれる 。
りょーか 。
僕 子供扱いされてる (?)
りょーか 。
わかい 。
りょーか 。
わかい 。
りょーか 。
りょーか 。
わかい 。
りょーか 。
りょーか 。
次の日 __
りょーか 。
わかい 。
りょーか 。
りょーか 。
わかい 。
ポケット に 手を入れ 、 クリア な ビー玉 を 空に掲げる 。
りょーか 。
りょーか 。
僕の タカラモノの在処 。
どこにあって 、 どんな物なのか 。
僕 の 想い も 全て クリアケースの中に しまい込んでいる 。
いつか 彼に 掘り起こされる 。
透明 で 、美しい 。
わかい 。
わかい 。
わかい 。
そう言いながら 彼は 僕 の 身体 を 強く引き寄せる 。
わかい 。
りょーか 。
『 見上げた空はクリア。 』
コメント
12件
書くの上手イラつく
小説うますぎて尊敬。ほんとに。だいすき。