コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あの時こうしてれば、なんてみんな思うことだろうけど、あの時ほど思ったことはなかった
ボク
ユミ
思えば無愛想だったけどあれが限界だった。最近どんどん無口になっていく事が増えた
その日の休み時間にアイツがやってきたんだ
アイツ
ユミ
アイツ
突然の質問に私は最近会話しなくなった幼馴染との会話を思い出した
ユミ
ボク
ユミ
ボク
アイツ
ボク
アイツ
アイツ
ボク
ボク
ボク
ユミ
ボク
こんな会話が、したかったわけじゃないんだけど、暗い気分になると、ふと昔の嫌な記憶が蘇ってくる
ユミ
a
掃除の時間邪魔だから注意したら殴られたんだ
b
ボク
保健室に運ばれてこう言われた
ボク
ユミ
ボク
あの時から幼馴染はパ―カ―を着なくなった、何を思ったかしれないけど
本当に嫌な思い出だ
ボク
アイツ
アイツ
ボク
アイツ
アイツ
ボク
アイツ
ボク
アイツ
いつもより早く学校に向かっている時、喋っている二人の姿が見えた
思えば、始めて自分からアイツへの興味が湧いてきたのかも
ボク
ユミ
休み時間、無性に幼馴染の事が気になる
ユミ
アイツ
ユミ
アイツ
ユミ
アイツ
何も言えなかった、本人に直接、昔みたいに軽く様子を聞けば良かったのに。普通の事が出来なくなっちゃった
私が黙りこんでいる間にアイツの周りに人が集まってきて、私は自然と自ら立ち上がって離れていた
ユミ
ボク
ボク
信号の前に、最近顔合わせが少なかった友達がいた、声をかけに行こうとした時
ユミが顔を上げ、一瞬止まった後こちらへ向かって走って近づいてきた
ボク
ユミ
ユミの顔が赤くなりぐすぐす言い初めた
ユミ
ボク
その場の迫力に押されて、ハグして頭を撫でてしまった
なんか、やらなきゃいけない気がして
その後、ユミはダムが崩れたかのように泣き出した、それはそれで大変だったんだけど、彼女含めてみんなに現場を見られたのが怖かった
でも友達は大切だから放課後終わりに携帯用ゲーム機で一緒に遊んだ、テストで忙しかったし、最近遊んでないから、めちゃくちゃ楽しかった。またやりたい
次の日、彼女に呼び出された、殴られるんだろうなと思っていると
アイツ
予想外の言葉に怖くなる
ボク
アイツ
結局別れて、クラスのみんなから嫌な視線を感じる(元彼女の周りは特に)
でもそろそろ卒業だし、人間の怖さも知っているから乗り越えられる
ユミとは家で一緒にゲームをするようになった、クリスマスには、パ―カ―をくれたりした。休日とかによく着てるんだよね気持ちがいいから。お返しに携帯ゲームの本体プレゼントしよう。そろそろ卒業だし、これでお別れかもしれないから…。高校に行かずパパの会社に入社する
気がかりになりながらも卒業の日がやってきた。胸にバッチだか、なんだか分からないのを付けていい思い出はない同級生達と共に正門までの階段を登っていく
アイツ
a
b
c
別れて正解だったよ
正門を出ようとした時、右腕を掴まれた
ボク
ユミ
短い時間ユミと見つめ合う
ユミ
ボク
僕はユミが求める友達になれたのか?
その刹那、掴まれた右腕を引っ張られて体勢を崩す
ユミ