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俺が封筒のことを話してから3日が経過した
互いに今まで通り接しようとするが、やはりそれは難しい様だった
優正
そして、明日は俺が1ヶ月で一番嫌いな日だ
陽翔
陽翔くんはスマホなどを持っていないらしい
今まで一度も見たことがない
暇なときはいつも外を眺めている
優正
陽翔
優正
分かりました
彼はそうとだけ言い、また外を眺めた
次の日、俺はいつものカフェである人を待っていた
優正母
優正
優正母
優正母
優正
優正母
優正母
優正母
優正母
優正
優正
優正母
優正
優正
優正母
優正母
どうせギャンブルだろ
そんな言葉が喉元まで上がり、また下がっていく
優正
優正母
優正
優正母
優正母
優正
優正母
優正母
優正母
優正
優正母
優正母
瞬時に静かになる店内
ざわつく店員達
客の中にはスマホを取り出す者もいた
優正
優正母
優正母
優正
何を今更
自分の道具として使ってきたくせに
確かに養育費とかは母が出してはいたかも知れない
ただそのうちのほとんどは俺が払っている
中1からバイト毎日入って
給料は全部母に流れた
優正母
優正母
そう吐き捨て、母は店から出ていった
優正
俺を心配している老夫婦
迷惑だと言わんばかりな目で俺を見ている店員
良いネタが出来たと友達に録画した映像を送りつける大学生
ただ気まずくなり数人がそそくさと店を出ていく
そうするとまた嫌な目付きで店員に睨まれ
耐えられなくなった俺は店から逃げるようして出ていく
優正
陽翔
ただいまの挨拶も無しに帰ってきた俺に違和感を覚えたのか
何か言いたげな様子で俺をチラチラと見ている
陽翔
外を見ながら、俺とは視線を合わせずに陽翔くんが聞いてくる
陽翔くんは、虐待を受けていたにしては感情を隠すのがあまり上手くはない
優正
俺は陽翔くんに対して異様に正直な自分が面白かった
封筒のことを話したのも陽翔くんが初めてだったかな
〈翌日〉
ピーンポーン
翌日の夜10時頃、突然チャイムが鳴らされた
宅配も何も頼んでいないし、誰だろうと思っていると
???
扉の向こうの誰かはそう口にした
その声の主が誰なのかはすぐに分かった
優正