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???
真っ赤な炎が見えた。誰かがこちらに走ってくる。
でもどうしてだろう。熱いとは感じなかった。これは夢なのだろう。
???
それだけははっきりと聞こえた。
でもどうして? 私、こんな魔族は知らない。
私
この問いに答える者はいなかった。 ただ、森が火に包まれただけの光景がそこにはあった。
???
???
???
あれは何かの呪文だろうか。魔族のもとへ向かう少女が唱えたとき、パッと辺りが明るくなった。
友達
私
友達
友達
私
やっぱりあれは夢だったんだ。 クラスではいつものように男子が争っていた。
男子
村崎君
村崎君
転校生相手にするなんて。ちょっと困ってたじゃんか。
男子
男子は杖を振り、村崎君に放つ。
村崎君
私は村崎君を心配したが、その心配は無用だったようだ。
男子
村崎君
友達
私
こんな日々が続けばいいな。 ...そのためにも、魔族を滅ぼさないと
先生
生徒
先生
私
なにかと思えば、職員室に呼ばれてしまった。なにかしてしまっただろうか。
私
先生
私
Sクラス。噂でしか聞いたことはないけど、先生よりも強い生徒たちがいるそうだ。
先生
私
先生
先生が嫌なのは私が女だからだ。Aクラスの過半数以上は男。
魔法の使い方は男の人のほうが長けているためだ。
私
先生
先生
私
恐る恐る階段を登るが、廊下には誰もいない。
私
?
?
どこからともなく水色に染めた髪、ピアスをし、制服ではなく浴衣を着ている女の人が出てきた。
私
はじめは先生かと思ったが、先生にしては若すぎる。私よりも若いかもしれない。
?
?
私
冷仙さん
私
噂にしかなかったあのSクラスの生徒が目の前に、いる。
冷仙さん
冷仙さん
私
冷仙さん
冷仙さん
どんな魔法を使ったのだろうか。冷仙と言ったSクラスの女の人はすっと消えた。
私
私
Sクラスはたったの4人しかいない。そのうち女性は冷仙さんだけだろう。
その4人は『四天王』と呼ばれている。
雪の精霊使い、冷仙 雷の化身、風使いの春風兄弟 四天王最強...
私
とりあえず私は春風兄弟を探すことにした。
私
Aクラスの校舎はSクラスと兼用。だからなのか校舎が馬鹿広い。
一番奥まで何部屋あるのだろうか。
?
かなり近い場所で声がした。あの声は私でも分かる。
雷鳴
春風兄弟、弟の雷鳴さんだ。
雷鳴さんは名前から分かる通り雷属性だ。四天王の位では下から二番目。
雷鳴
私
雷鳴
雷鳴
楓
と、奥から春風兄弟、兄の楓(かえで)さんがやってきた。
楓
兄の楓さんは風を操る風属性。雷鳴さんの永遠のライバルだ。
楓
私
雷鳴
私
楓
楓
要するに学校をサボっているのかな?と私は思った。
楓
私
雷鳴
結局、四天王最強の人は来なかった。本当にシャイらしい。
けど、名前だけはわかった。
私