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げっち達の小説〜BL、GL、NLを添えて〜

第2話 - げちたの　恋人ごっこ(前)

2025年05月25日

#げっち。

#BL

#GL

#NL

#キャラ崩壊

#短編、長編集

~TAIYO☀️太陽~

げち→たのありげちつき、たのいろあり歪んだ愛、重い愛ありバッドエンドかも…？

それでもいい方だけお読みください

~TAIYO☀️太陽~

それではごゆるりとお読みください！

〜たの字視点〜

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

っ、ん…？

目が覚めると見慣れない部屋 …ここはどこだ？

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

確かに俺は自分の部屋で寝たはず…？

寝た後俺なんかしたか？ …いや、寝てたしどうせわかんないか

なんてことを考えていたら、ある一つの考えが浮かんだ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

誘拐…？

いやいやいや、無いだろ彩羽さんならまだしも、俺だぞ？無い無い無い

となると…なんだ？恨まれるようなことしたっけな俺

ｷｲｨ…

すると、突然外側からドアが開かれる音がした俺はそっちに目を向け、睨んだ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

！…誰だ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

…たのっさん

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…え、げちくん？

すると、扉の先から出てきたのは俺がよく知っている知人だった

何でげちくんが…？え、まさかげちくんも巻き込まれた？

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

巻き込まれてはねぇよ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

え、心読まないで？

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

それはお前もだろ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

あ、そっか

静かな沈黙が俺らを包む …え？気まず

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…あの、げち((

ｶﾞｼｬﾝｯ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

へ？

足元を見ると、そこには結構ガチの足枷何コレ怖い

とにかくコレ外さないと…

そう思い、足枷に手を伸ばそうとすると

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

あ、外しちゃダメだから

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

だから心読むなって…え？
何で？

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

どう見たって邪魔だろコレ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

いいじゃん似合ってるし

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

俺とお前の感性は合わないっぽいわ

俺は彼との会話に違和感を感じる気がしたが、気のせいだろうと割り切った

とりあえずコレ壊すか

そうして、足枷に手をかけた瞬間

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

…ねぇ、颯茜

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

は、ぇ？

相手の思わぬ言葉によって、俺は一度顔を上げた

何で下の名前…？

ｸﾞｲｯ、ﾄﾞｻｯ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

っ、何だよ…？

突然後ろにあったベットに押し倒され、ベットがギシギシと軋んだ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

…好きだ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

はい？

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

好き、好きなんだ…

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

え、えぇ…？

突然の告白に思わず困惑した何か考えてんのか…？

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

ごめん、違う…違ｯ、好きだけど…ｯ(ｸﾞｽｯ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

は、ちょっ、げちくん…？！

今日の彼は普段と違う、現に今泣いてるし何だろ…弱々しい感じがする

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…とりあえず落ち着けよ(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

！…

俺はげちくんの頭をそっと撫でる

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

っ、何で、優しくするんだよ…！やめろよ…そんなの…

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

………(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

だ、から…！

げちくんはやめろと何度も言う …まぁ、振り解こうとしない時点で嫌では無いんだろうけど

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…弱っているお前をほっとくことは俺でもしないわ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

ｯ…！

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

ほら大人しく撫でられとけ〜

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

…なんで

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

ん〜？

何か小さく呟いていたが、それが何かわからず、なるべく優しく聞き返した

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

っ、やめてよ、そんな優しくされたら…欲が出る…から…

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

別にいいんじゃね？

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

は…？

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

だって俺だって彩羽さんに好きとか女神だとか言ってるだろ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

でも…俺、は…

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

一回全部吐き出したら楽になるって！

な？と言うとげちくんは一度目を伏せたあと、そっと俺の服を掴んだ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

…颯茜の1番になりたい

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

颯茜の特別になりたい

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

颯茜だけを見てたい

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

俺だけを見て欲しい

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

他と同じなんて嫌だ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

ずっと一緒でいたい

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

終わりも颯茜がいい

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

全部、お前がいいんだ…颯茜

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…そっか

俯いていた瞳はいつの間にか俺を見ていて、俺を写していて

そのことが少し嬉しく思った

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…よし、わかった

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

恋人ごっこしよう

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

は？

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

え？

げっちは目を見開く俺変なこと言ったかな

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

恋人ごっこ…って…？

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

え？そのまんまの意味！今日一日俺はげちくんの恋人♡

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

いや、え…？

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

あ、でも嫌ならいいよ

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

ごっことはいえ一日月哉さんに内緒で浮気しちゃうわけだし

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

やる

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

あ、やるんだ

意外と即答で返事が来たことに少し驚くが、それほど俺のことが好きなのだと思うと鼓動が高鳴った

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

よーし、じゃあ出掛けよう！敦くん！

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

！

恋人ごっこなんてよくわかんないことだけど、まぁそれっぽいことしとこ

鎖月あつし(ｻｹﾞﾂ　ｱﾂｼ)

…敦がいい

東城颯茜(ﾄｳｼﾞｮｳ　ﾘｭｳｾｲ)

…お前なかなか我儘だな

こうして、俺とげちくん…敦との恋人ごっこが始まった

~TAIYO☀️太陽~

はい！おかえりなさいませ〜

~TAIYO☀️太陽~

これは一応前編、後編で分けようかなと思っています

~TAIYO☀️太陽~

それでは、また今度

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~TAIYO☀️太陽~

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