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潔 世一
蜂楽 廻
潔 世一
蜂楽 廻
潔 世一
蜂楽 廻
蜂楽 廻
潔 世一
蜂楽 廻
潔 世一
潔 世一
蜂楽 廻
蜂楽 廻
潔 世一
蜂楽 廻
蜂楽 廻
蜂楽 廻
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
蜂楽 廻
蜂楽 廻
烏 旅人
烏 旅人
糸師 凛
潔 世一
蜂楽 廻
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
糸師 凛
烏 旅人
糸師 凛
糸師 凛
烏 旅人
それから烏は当時の状況を話し始める
氷織の両親が昔から仲が悪いこと
氷織はプレッシャーがかかって完璧を求めること
昔から余計なお節介ばかりやく奴だったこと
聞いてもいないような氷織のことを話す烏
糸師 凛
烏 旅人
蜂楽 廻
蜂楽 廻
烏 旅人
烏 旅人
糸師 凛
蜂楽 廻
潔 世一
烏 旅人
烏 旅人
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
烏 旅人
烏 旅人
糸師 凛
烏 旅人
蜂楽 廻
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
烏 旅人
烏は背中を向けて走り出す
けどすぐに止まって振り向くと少しだけ手をあげた
烏 旅人
烏 旅人
そう言い残すとこっちの反応も見ずに行ってしまう
蜂楽 廻
糸師 凛
糸師 凛
蜂楽 廻
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
蜂楽 廻
糸師 凛
ある
青髪で、すばしっこくて、いつもぼーっとしてる
ただボールを追いかけてゴールを決めて
監督の話に黙って頷いてその通りに動く
何も楽しそうにしてなかった
…あれは、氷織…?、?
蜂楽 廻
潔 世一
潔 世一
蜂楽 廻
潔 世一
潔 世一
蜂楽 廻
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
蜂楽 廻
潔 世一
糸師 凛
烏 旅人
最近はずーと勉強して動いてへんかった
外に出ると言えば学校くらいしか用がなかった
友達の誘いも断り続けてきた
高校入学と同時にずっと
サッカーはやめた
暑いしダセェし面白くないからや
…たしかそんな理由やった気がする
女に逃げてた
現実から逃げるために、夢の中でいるために
大っ嫌いな女をたぶらかして遊んで
どこかで期待してた
満足できる、心が満たされる
女という恨みを自分の手で払うこと
それが正しいと信じ抜いてきたからやろうな
氷織
お前が止めてくれへんかったらさ
烏 旅人
ムカつく
ただ幼なじみで家が近いだけの癖に
何も知らない癖に
烏 旅人
中学生の時
元々自分で言うのもやけど顔は整っといたほう
後は優しさだったり男らしさだったり
ませた女は俺みたいな紳士を好む
やから遊んで捨てて
愛なんてひとつもない最低な事を繰り返してた
烏 旅人
女性
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
女性
女性
あー、この子は終わりやな
そう思った
浮気がバレたら終わり
そこまで思い入れが強い訳やないし
この子だって噂話は耳に入ってるはずやろ
なのに俺を信じた
少しの可能性にかけた
それが間違いやったんや
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
女性
周りの人の視線が集まってた
でもこんな夜中に中学生のちょっとした喧嘩
そんなの誰も得しない
だから珍しそうに見ても足は止めない
そういう世界で生きてきた
女は泣いて自分の非を考えない
そういう生き物やって知って生きてきた
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
女性
烏 旅人
氷織 羊
しゃがみこんで泣きわめく元彼女に背中を向け
歩き出そうと振り返るとそこには氷織がいた
何か一言言わないと、とか思った
けど氷織は俺の事なんか見えてなかった
無視して通り過ぎてリコちゃんの前に膝を着く
氷織 羊
烏 旅人
女性
氷織羊
あいつの考えは誰よりも軽く浅はかや
俺に反省でもさせる気か
烏 旅人
あと少し
あと少しで氷織のいる病院が見える
女性
烏 旅人
女性
女性
烏 旅人
女性
烏 旅人
女性
女性
女性
女性
女性
烏 旅人
めんどくさい話に付き合わされる
前の自分ならそう思ってたと思う
そっか
氷織が俺を叱ってくれたんも
この子を振った帰り道やったな
「君の母親とこの子達は何も関係ないやろ」
烏 旅人
女性
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
烏 旅人
女性
烏 旅人
烏 旅人
女性
烏 旅人
女性
女性
烏 旅人
女性
烏 旅人
女性
烏 旅人
女性
女性
女性
女性
烏 旅人
女性
女性
女性
女性
女性
烏 旅人
女性
烏 旅人
女性
リコちゃんは真っ直ぐ俺を見て微笑んだ
あの頃のオドオドとした彼女とは違う
少しの月日と共に人が変われることを知った
母親のような最低な人間が全てではないこと
俺にも変われるきっかけがあること
女性
烏 旅人
女性
女性
烏 旅人
烏 旅人
女性
声を掛けないでと言われたのに自然と「また」なんて
彼女もそれに気づかず「また」と返す
同時に歩き出すも互いに振り返りはしない
過去を償うには未来を見る必要があるから
そしてその未来に
烏 旅人
烏 旅人
そう思える
素直で真っ直ぐな自分を夢見ていた