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わたし屋上で靴を脱ぎかけた時に
桃 , 🌸
三つ編みの先客に
声をかけてしまった
赫 , 🎮
桃 , 🌸
口をついて出ただけ
ホントはどうでもよかった
先を越されるのが
なんとなく癪だった
三つ編みの子は語る
赫 , 🎮
桃 , 🌸
桃 , 🌸
『ふざけんな"ッ』
赫 , 🎮
赫 , 🎮
赫 , 🎮
赫 , 🎮
桃 , 🌸
って
三つ編みの子は消えてった
さぁ今日こそは
と靴を脱ぎかけたらそこに
背の低い男の子
また声をかけてしまった
背の低い子は語る
クラスでの孤独を
瑞 , ☔️
瑞 , ☔️
って
『ふざけんな"ッ』
赫 , 🎮
赫 , 🎮
瑞 , ☔️
瑞 , ☔️
赫 , 🎮
赫 , 🎮
瑞 , ☔️
と言って背の低い子は
消えてった
そうやって何人かに
声をかけて
追い返して
赫 , 🎮
初めて見つけたんだ
似たような悩みの子
何人目かに会ったんだ
黄色いカーディガンの子
茈 , 📢
茈 , 📢
と言った
口をついて出ただけ
ホントはどうでもよかった
思ってもいないこと
でも声をかけてしまった
赫 , 🎮
あぁ、どうしよ
この子は止められない
俺には止める資格がない
それでもここからは消えてよ
君を見ていると
赫 , 🎮
茈 , 📢
って目を伏せたまま
消えてった
今日こそは誰もいない
俺ひとりだけ
誰にも邪魔されない
邪魔してはくれない
カーディガンは脱いで
三つ編みをほどいて
背の低い俺は
今から
飛びます
赫 , 🎮
赫 , 🎮
赫 , 🎮