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マイキーの家に行った数日後。
私は学校帰りにコンビニに立ち寄り、お菓子を片手に帰路に着いていた。
愛
思わずため息がこぼれる。
この数日、やたら皆の視線を感じるのだ。
千冬はいつも以上に話しかけてくるし、場地は「なんかあったら直ぐに呼べよ」としつこく念を押してくる。
三ツ谷は「変な奴に絡まれてないか?」とお兄ちゃんみたいに心配してくるし、ドラケンは笑って助けてくれないし。
、、、そして何より1番変わったのはマイキーだった。
マイキー
愛
突然背後からひょいっと顔を出したのは、マイキー本人。
びっくりして飛び跳ねる私にマイキーはクスッと笑う。
マイキー
愛
マイキー
マイキーは私の隣に並びながら、ポケットに手を突っ込んだまま歩く。
マイキー
愛
マイキー
それはマイキーもじゃんって思ったけど口には出さないでおこう。
愛
マイキー
マイキー
愛
そう言いながら笑う私の言葉を、マイキーは軽く流すように聞いていた。
マイキー
愛
マイキー
さらっと言われた言葉に、思わず足が止まる。
愛
そう呼ぶとマイキーはふわっとした笑顔で振り向いて私を見つめた。
マイキー
愛
なんだろう、この胸のざわつきは。
最近のマイキーは、なんだかいつもと違う。
昔から独占欲が強いのは知っていたけれど、それが少しずつ"特別なもの"に変わってきているような__。
マイキー
マイキーは軽く私の肩を抱き寄せるようにしながら、いつも通りの調子で歩き出した。
だけど、その腕の力は、いつもより少しだけ強く感じた。