春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
ないこ
今日は休日。
でも、まろの会社は 今日も出勤日らしい
ないこ
静かなリビングが 孤独感を引き立てる
普段、休日は2人で ゆっくりしていた
今日はなんだか 心に穴が空いているみたいだ
ないこ
寂しさを紛らわせるために クッションをギュッと 抱きしめる
俺は恥ずかしがって 自分からハグやらキスやら できない
ずっとくっついてくれている まろがいないだけで
こんなにも寂しいと 思っていなかった
ないこ
ないこ
いふまろの部屋に入って 目的のものを探す
ないこ
取り出したのは、パーカー
それをギュッっと抱きしめる
ないこ
なかなか寂しさが 埋まらなかった俺は
その匂いに安心して 寝てしまった
いふ
いつもならすぐに帰ってくる言葉が返ってこない
いふ
いふ
いふ
いふ
ゆっくりと扉を開ける
ないこ
そこには、俺のパーカーを抱きしめて眠るないこがいた。
いふ
いふ
顔を除くと、目に少しだけ 水たまりができている
それでも、安心したような表情で寝ていた。
いふ
ないこ
耳元でそっと名前を呼ぶ
びっくりしたのか体がピクっと動いた。
ないこ
いふ
ないこ
眠そうな顔でふわっと笑う
その頬は赤く染まっていた
いふ
ないこ
いふ
再び耳元でそっと呟く
ないこ
あぁ…これだ
君は俺の口に弱い。
肩をビクッと震わせ 顔を真っ赤にして 上目遣いでこちらを見る
その姿が酷く愛おしい
いふ
先程よりも震える肩。
俺の口は君の媚薬だ。
いふ
ないこ
ないこ
君の声が、耳奥まで響く。
俺の肩がビクッと跳ねる
いふ
ないこ
いふ
ないこ
君の声が、息が、言葉が
全部、俺を興奮させる
ないこ
いふ
いふ
ないこ
君のせいで身体が震える 顔が火照る
恥ずかしくて顔すら見れない
いふ
ないこ
いふ
色気のある声が身体中に響く。
君の口は、俺にとって
何よりも甘い薬だ
コメント
12件
うぉっふ…( ´ཫ` ) かわいいかよ… いや、かわいいだな((
えっ神✨