主
主
主
桃さん
桃さん
あれから、xx家は頻繁に来たが、父上を傷つける事はしなかった
父上のあの強さに気づいたのだろう
「俺じゃ勝てない」って
ばかな貴族だ
当主があんなんだったらろくな会社もできない
桃さん
次の日
桃さん
桃さん
06:14
桃さん
お手伝いさん
お手伝いさん
お手伝いさん
桃さん
お手伝いさん
桃さん
桃さん
お手伝いさん
お手伝いさん
涙を堪えているようだった
本当に何があったんだろう
お手伝いさんの誰かが亡くなられたとか?
いや、そんな物騒な事考えるのはやめよう、、
お手伝いさん
桃さん
お手伝いさん
お手伝いさん
桃さん
桃さん
お手伝いさん
このお手伝いさんも泣いている
確か、このお手伝いさんは滅多に泣かないはずだ
その理由が、今分かった
父上が?亡くなられる?
そんなのあるはずない
そう、思いたかった
けど、俺は涙を堪えるのに精一杯だった
桃さん
桃さん
お手伝いさんに案内された場所は、父上の寝室だった
いつもと変わらない部屋の真ん中に目を瞑った父がいる
このまま起きないのか
どうしてゆすってもゆすっても起きないのか
桃さん
桃さん
桃さん
桃さん
桃さん
桃父
桃さん
あぁ、これはもうだめなんだ
もう父上はこの世にいない
俺に見えたとしても、それは魂のないただの殻
もうあの笑顔も見れないんだ
いくら良い成績であっても褒めてはくれないんだ
こんな時まで自分のことしか考えられない俺に腹が立つ
桃さん
生きる意味と小さな希望を失った俺の瞳には、真っ黒な絶望が生まれていた
コメント
3件
最高!ないこくん可哀想に、、、