この作品はいかがでしたか?
155
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8番が誘拐されてから3日が経過した
6番は日を経つごとに怪我が増し9番に至っては意識が今はないし模範囚であった囚人も何故か怪我を負っている
不思議に思いつつも彼らは俺ら看守には何も話さなかったので聞き出しようがない
リアム
正直俺はあまり彼のことは好きではないが 確実に何かを知っているので洗いざらい聞かなければならないと思うと胃が痛い
リアム
ガチャ
スティーブ
アリッサやカルロス、最悪エディならまだ良かったがよりにもよって忙しい時に来たのはスティーブだった
リアム
スティーブ
コイツはとにかく無くしものが多く抜けている部分があるのでとてもすごく、手が掛かるし大抵碌な事では無い
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
リアム
怒る気力も残っていない俺は始末書と紛失届の紙を渡し直ちに外に出ることを命じた
スティーブ
しかしスティーブは出て行かないで俺の机の上にある資料を読み始めた
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブ
リアム
少し前から中性的な顔立ちの囚人が攫われるという事件は度々起こったので資料を見たが今回は彼の言った通り例外に近い
スティーブ
リアム
スティーブ
漸く気が済んだのかスティーブは俺の部屋から出ていった
リアム
発見したその姿は全体的に血まみれで骨などは折れており一歩遅ければ死んでいた状態で発見した
リアム
此処に捉えられて早3日が過ぎた
牢屋からの脱出は不可能と感じ大人しくしているが…一つだけ日課がある
ぺいんと
ぺいんと
囚人番号427番
それは、夜を担当する双子に必ず一言話す事だ
それぞれ担当があり朝、昼と比べ彼らには感情があるように思えるし何よりジョンさんの話を聞いてほっとけなかった
囚人番号427番
ぺいんと
3日間続けて初めてあちらからも反応が返ってきて嬉しくなった
ジョン
囚人番号563番
ぺいんと
舌打ちをしたかと思えば563番はジョンさんの牢屋の中に何かを投げ込んでいるのを見た
囚人番号563番
ジョン
双子がしばらく経ってから俺は先ほどの話を彼に持ちかけた
ジョン
ぺいんと
すると予想外の言葉が出てきたと同時に俺の牢の鍵を開けてくれた
ぺいんと
しかし困惑する俺を置き去りにし彼は扉の方で俺を手招きしている
ぺいんと
今はきっと一瞬でも無駄にはしてはいけないと思った俺は事情は自分で推理後で答え合わせてしもらうと言う形をとって彼の後をついていった
ジョン
少し広い場所に着くとジョンさんは俺をこの押し入れの中で待つように言ってきた
ぺいんと
ジョン
ぺいんと
確かに彼からしてみれば俺は足手纏いかもしれないが正面からそうはっきりと言われて仕舞えば言い返す事ができない
ぺいんと
ジョン
ぺいんと
俺が返事をすると彼は部屋の外に出ていってしまった
ぺいんと
彼がいなくなってから数分が経過したが一向に帰って来る気配もしないし足音すらしない
ぺいんと
しかし此処の正確な場所も地図もわからない俺が行って仕舞えば本当に足を引っ張るだろうと自分でもわかる
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
俺はその声の持ち主に驚きつい襖を開けてしまった
しにがみ
姿を見て感じたのだがいつもと少し雰囲気が違うような気がする
しにがみ
ぺいんと
嫌な予感がした俺は一歩後ろに後ずさるが俺の背後は壁だ
しにがみ(?)
ぺいんと
ぺいんと
俺の言葉に少し目を丸くしたしにがみはもう何も言わず俺を走ってきた
ぺいんと
バタ
逃げようとした瞬間俺の体は自分では制御ができなくなってしまった
しにがみ(?)
しにがみ(?)
その様子をニヤニヤと見て彼は嬉しそうに言ってきた
バチバチ
しにがみ(?)
ぺいんと
さらに首にスタンガンを当てられたことによって俺の意識は完全に落とされたのであった
コメント
6件
マズイ…ここからなんも知らなくなる…自分のお金で買うか…?いやでも…stgrグッズも…くそぉ…お金を貯めてから見ることにします…(泣) とりあえず最高でした✨
うわっ、最高すぎるぅ👍🏻 ̖́-道化かな?ノアさん重症やし、しにーも精神的にやばいし、てかジョンはだーぺって呼んでるんだ、てっきり名前はないのかと…