ー注意点ー ご本人様には一切関係ありません。 シネタを含みます。 通報はお控えください。 曲パロは独自の解釈で書かせていただいた為本家様と異なる場合がございます。 なんでも許せる方のみご覧ください
No.1 シャルル/flower Vocal/りうら
「全員ないこの家来て」
今朝、いきなりまろから連絡が入った
確か今日は会社の大切な取引先との会議だって
1ヶ月も前から頭を抱えていたまろ
それなのに当日にいきなり、ない君家に集めるなんて
何か余程の事があったのだろう
他のメンバーもそう思ったのか
LINEの返事はいつもより質素な物ばかりだった
そして現在
俺たちはないこhouseにいる
重々しい雰囲気
誰も
あのいむしょーでさえも喋らない
そりゃそうだ
だって
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ない君の口から
「メンバーを抜けたい」
という言葉がでたのだから
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さよならは貴方から言った
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それなのに頬を濡らしてしまうの
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皆の視線が一気に俺に集まる
聞きたいか聞きたくないか
簡単な2択
でも…それでも
訳を知ってしまうのが
ない君に何があったのか知るのが怖くて
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俺はないこhouseを去ってしまった
家についた
正直どう帰ったかなんて覚えていない
玄関のすぐ側にある鏡をみると
汗と涙でぐちゃぐちゃの醜い顔があった
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なんでッ…なんでッ
約束したじゃん
一緒に夢を叶えるって
何で1人で居なくなっちゃうの?
俺たち…そんなに頼りなかったッ?
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そうして精神的に大きなダメージを受けた俺はその場に倒れてしまった
次に目を覚ました時にはもう夕方だった
玄関からオレンジ色の夕日が差し込んでいる
──ピロんッ
通知音がなる
Twitter…ない君のアカウントだ
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恐る恐るアプリを開く
これを観たら本当に終わりな気がして
積み上げてきた今までの思い出の全てが崩れてしまう気がして
スマホを触る指が震える
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そうやって昨日の事も消してしまうならもういいよ
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せめて、せめて
笑顔で…笑顔でいてよッ
幸せに生きて欲しい
もう願うのはそれだけにするからさ
笑って
あれから2日が経った
俺は大学にも行かず引きこもってる
こんな状況で行けるはずがない
メンバーからの連絡は途絶えてる
…勿論ない君のも
呆れられたかな、もうあんな奴要らないって思われたかな
当たり前だよね
みんな辛いのに俺だけ逃げ出したんだもん
🐤
食べないといけないとは分かってる
それでも全く喉に通らない
前まではあんなに好きだったポテトも
ただの油っこい食べ物に感じる
それにポテトを見るとどうしても活動の事ない君の事を思い出して
辛くなる、胸が苦しくなる
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\ピンポーン/
チャイムの音
カメラを観るとほとけっちだった
いつぶりだろう
メンバーと会うのは
懐かしいようなほっとした様な不思議な感覚を覚えた
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お茶を出そうとしたが止められた
そんな事は良いから話したいって
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淡々とした口調
何時ものほとけっちじゃない
ない君が居なくなってから
変わってしまったんだ
メンバーも俺も
どれだけない君が大きな存在だったか
改めて深く感じさせられる
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聞きたくない
でも…でも聞かなきゃ
逃げちゃダメだ
ちゃんと…ちゃんと向き合わないと
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ない君がいない?
そんな訳ないだろ
だって…だって
歌って、踊って、喧嘩して、馬鹿やって
少し前まではずっと一緒に居たんだから
笑いあったじゃん
それなのに居ないはず…
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嗚呼
なんで気づけなかったのだろう
もっと…もっと注意深くみていたらッ
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ほとけっちが帰った
また1人の空間
悲しいなぁ
…でも仕方ないよね
もう前みたいに慰めてくれる人はいない
全部、全部頼りなかった俺が悪いんだから
あれから半年が経った
俺たちは活動を辞めた
ない君が居ない いれいす何ていれいすじゃない
止めてくれるリスナーもいた
泣いてくれるリスナーもいた
ないふぁみの子も推しが居なくなって悲しいはずないのに
他メンの精神的苦痛を心配してくれた
俺たちは叶えられなかった
最後の最後までない君が思っていた願いを
メンバーと会うことも殆ど無くなった
2ヶ月に1回会うメンバーも居るかなという位だ
ほとけっちは地元の北海道に戻ってしまった
初兎ちゃんは内定を貰って本来入るはずだった会社に就職した
まろは相変わらず社畜で
兄貴はキッパリと音楽を止めてしまった
本来会うはずの無かった俺らを繋いでくれたピンクの糸は
もうとっくに切れてしまったのだ
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クロッカス
ない君の誕生花
花言葉は
【愛をもう一度】
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花束を抱えて歩いた
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🐤
意味もなく
ただ街を見下ろした
🍣(幻覚)
🍣(幻覚)
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🐤
こうやって
理想の縁に心を置き去っていく
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💪
💪
全員
──ドンドン
──パフパフッ~
【マリカ中】
落ちたんですけどッ!?
はい、雑魚、お疲れ様で⤴︎︎︎⤴︎︎︎⤴︎︎︎す
…チッ
お前らうるせぇぇぇ💢
wwwwww
🐤
忘れなきゃ
みんな…みんなそれぞれの道に歩んで言ってるんだから
忘れなきゃ…忘れなきゃ
あんな…楽しかった思い出なんてッ
空っぽでいよう
それでいつか
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深い青に満たされたならどうだろう
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こんな風に悩めるのかな
あれから1年
今日はない君の命日
ずっと前から今日だけはメンバーで過ごそうと決めていた
ない君のお墓の前で
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あの後すぐ地元に帰ってしまったほとけっちと会うのは
本当に1年ぶりだ
毎日の様にあの頃は会っていたのに
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後ろから声がかかる
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🐰
🐰
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🐰
🐰
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あれだけ黙るという行為を知らなかった俺たちが
久しぶりに会っても会話がない
こんな事想像つかなかったな…w
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🐰
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🐰
💪
🐰
🍻
💎
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愛を
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謳って
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雲の上
────ポツポツッ【雨】
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濁りきっては
見えないや
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💎
嫌
嫌
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遠く描いた日々を
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語って
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💪
語って
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💪
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🐰
🐰
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💎
💎
💎
💪
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🐰
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🍣(幻覚)
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💪
💪
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🐰
🐰
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💪
💪
💪
🍻
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💪
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夜の群れ
怖い
夜1人で帰ること何て滅多になかったから
いつもない君が着いてきてくれていたから
だけどあの時は
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いがみ合って
きりがないな
否
否
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🍣(幻覚)
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🍣(幻覚)
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🐤
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🍣(幻覚)
🍣(幻覚)
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笑いあって
さようなら