謎の声が聞こえなくなったあと
俺の体は、徐々に 感覚を取り戻していた
大葛 晃
大葛 晃
俺は未だに痛みの残る体を 無理矢理起こし、あぐらをかく
ゆっくりと周囲を見回してみるが やはり俺が知っている場所ではない
そこは、王様やお金持ちが 使っていそうなほどに 広く豪華な一室のようだった
部屋の真ん中には シャンデリアがぶら下がっており 壁にはたくさんの 金の装飾が施されている
しかし、家具等は なにも置かれておらず ただ目の前に大きな両開きの扉が 一枚あるのみだった
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
俺は混乱して頭をかく
しかし、俺はその感触に 違和感を覚えた
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
俺は混乱して、誰かいないのかと 辺りを見渡す
不意に、壁の綺麗な金の装飾に 俺の顔が映る
俺は、それを見て愕然とした
大葛 晃
大葛 晃
金の装飾に映っていたのは 俺ではなかった
俺の体は、いつもの俺ではなく 全く別の誰かのものとなっていた
参加者 No.1 脳:大葛 晃(おおくず あきら) 体:舞 遥歌(まい はるか)
舞 遥歌
俺は壁にあるステンドガラスに 映る人物を見て顔をしかめる
俺が動くと その人物も同じように動く
その人物は、紛れもなく俺だ
俺のはずだ
しかし、そこに映っている俺は いつもの俺の体ではなかった
白髪赤メッシュ、赤カラコン ジャラジャラのアクセサリー
いつもの病服ではなく カーディガンのオシャレな制服
そして、いくら歩いても 息が上がらず苦しくもない体
いくら関節を動かしても 体が痛むことは一切無い
健康で、元気な体
この体は俺のものでは無い
それは、明確だった
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
俺は混乱しつつも、状況を整理する
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
俺は不安になるが ブンブンと頭を振るう
舞 遥歌
俺は、慣れない体でゆっくりと 辺りを見渡した
俺の今いる場所は 8m強もある大きな玄関扉の前
その大きさは異様で、まるで 人間よりも大きな生物のために 作られた扉のよう
扉の左右の壁には沢山の ステンドガラスが張られている
ステンドガラスは色とりどりで 外の様子は確認出来そうにない
しかし、ほのかに光が 差し込んでいるのを見ると 今の時間帯は朝か昼くらいだと 予想ができる
舞 遥歌
舞 遥歌
もう一度辺りを見渡してみるが 人が居そうな気配はしない
舞 遥歌
舞 遥歌
俺はゆっくりと、安全に 立ち上がる
舞 遥歌
参加者No.2 脳:舞 遥歌(まい はるか) 体:仙石 伊澄(せんごく いずみ)
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレは今、とてつもなく 叫びたい気分っす
なぜならば
仙石 伊澄
仙石 伊澄
起きたら知らない場所にいて かつ体が女になっていたのだ
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレは今の状況にパニックを起こす
しかし、混乱で動く度に 胸にある塊がゆらゆらと揺れて ものすごく気持ち悪い
仙石 伊澄
オレは頭を抱えてうずくまる
仙石 伊澄
オレは、歯をくい締めて 涙を堪える
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレは違和感しか無い体を 持ち上げ体を起こす
オレが今いるのは 本棚に囲まれた長い廊下だった
壁には何冊もの本が 収納されており、見ているだけで 気持ちが悪くなってくる
廊下の突き当たりには それぞれ一枚ずつ大きな扉が そびえ立っているのが見える
そして、廊下の真ん中辺りにも 本棚に埋もれるようにして 大きな扉が一枚配置されていた
計三枚の扉はどれも大きく どこか圧を感じる気がした
仙石 伊澄
そう思い扉を開けようとするが 扉はぴくりとも動かない
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレは決心を固め ゆっくりと顔を上に上げる
仙石 伊澄
オレは、揺れる胸を抑えつつ ゆっくりと歩き出した
参加者 No.3 脳:仙石 伊澄(せんごく いずみ) 体:桂 美代(かつら みよ)
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
あたしは、全く知らない どこかの林を散歩をしていた
いつの間にか知らない場所にいて かつ他人の男の体になってたけど
別に楽しいからいいやと思い 人探しがてら散歩を始めたのだ
桂 美代
桂 美代
そう思い、あたしは辺りを見渡す
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
そして、あたしはまた歩き出した
何分か歩いただろうか
ブラブラと宛先もなく歩いていると 森の奥に城のように大きな洋館を 発見した
桂 美代
桂 美代
桂 美代
そして、あたしは ルンルンとその建物へ向かう
その時だった
桂 美代
急に、後ろから声をかけられた
そう言って、彼は微笑んでいる
桂 美代
あたしはうきうきしながら その人に状況を説明する
桂 美代
桂 美代
桂 美代
そして、あたしは さっき見つけた洋館の方を指さす
すると彼は、興味深そうに その建物を見上げる
桂 美代
桂 美代
あたしは、グイグイと腕を引っ張る
彼はそう言って、優雅に微笑む
彼は愉快そうに笑う
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
桂 美代
ゆう?
そして、あたし達は歩き出した
参加者 No.4 脳:桂 美代(かつら みよ) 体:???
参加者 No.5 脳:ゆう? 体:大葛 晃(おおくず あきら)
コメント
22件
投稿お疲れ様です! 体弱いと不便ですね、、、(?)
あ、これ全員の設定覗かないと頭死ぬやつだ← 良いね楽しそう()
運が悪く女キャラを引いてしまった伊澄ドンマイだな(? 続き気になりすぎてやばいんですけど