PARALYZER

警報が鳴り響く、

悲鳴が鳴り響く、

これが私の唯一の親の記憶。

こんなの切なすぎる

だから私は記憶を取り戻す。

そして黒幕を暴いてやる。

そこにはトランプを2枚並べて持ち、 待ち構えている鞘がいた。

そう、今日太郎と鞘は今 お菓子1袋を賭けて ふたりババ抜きをしているのだ。

今日太郎は右の方のカードを引いた。

今日太郎が引いたカードは、

スペードの2

その時、チリリンと言う風鈴の音と共に 扉が開いた。

入って来たのは、 制服を着ていて、 メガネにタレ目、髪型はセミロングで、右腕に包帯を巻いている どこか幸薄そうな感じのjkだ

そう言って今日太郎は席を立ち、 こう叫んだ。

今日太郎の大きな声が屋敷内に響く、

すると、

ドゴゴゴ、と店の外から轟音が轟く

そしてその音の元は、店の中に 扉を開けて入ってきた

轟音の正体は、1人の男だった。

その男は、少々小柄で 片眼鏡を掛けた 気が軽そうな男だ。

今日太郎は顔を顰めた。 晶はお金が大好きな為、 オサイフの中が寂しい事になりかねない と思ったらしい。

この天楼街には、警察が居ない。

理由は｢警察の手に負える事件ばかりじゃないから｣らしい。

だからこそ、悩み屋がある。

～バー｢Raul.｣～

今日のRaul.は休業日だ。

狛子が鼻歌を歌いながら 鉛筆で絵を描いている。

そう言って狛子は自身が描いた おうまさんの絵を丹波に見せた。

その絵を見て、 丹波は驚いた。

なぜなら、 その絵が、とても上手だからだ。 まるで本物の馬が、紙の中に 入れられたような、 その位の完成度だった。