ヒーローを演じてるだけ 。
最愛の親をヒーローの手によって消されたヴィランの一員。宮水杏鈴。
そんな杏鈴には耐えきれない事実。
雄英高校ヒーロー科への潜入捜査が決まった。
「私、ヒーローなんて大っ嫌いだから。」
そんな杏鈴はヒーローの一員として演じているうちにヒーローの暖かさを知り、ヴィラン連合への恐怖心が成長していく。
心の奥底では分かって居たのかもしれない真実。
自分でも知りたくない本心。
そんな2つの感情が杏鈴の頭の上をグルグルと回る。
杏鈴はヴィランとしての自分を守り切りながらヒーローを演じられるのか。
ヒーローの優しさに漬け込まれてヴィランを演じることになってしまうのか。
思春期の女の子を視点として描いた、恋愛夢小説です!