テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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主様の想いとラトの絶望

第4話 - 第4話

2024年06月10日

#あくねこ

#曲パロ

Won

遅くなってすみません続きです！

地下の執事部屋

ラト

はぁ、いよいよ今日が満月ですか､､､

ラト

心がざわつきますね。

ラト

今のうちに備えておかないといけませんね。

ラト

武器は箱に入れて鍵をかけて、投げて危ないものや壊してはいけないものは隠して､､､

ラト

ミヤジ先生やフルーレ、主様を傷つけたくないですし､､､

ラト

いいや、今日は主様が満月の夜、私のところに来るんでしたね。

ラト

はぁ､､､やっぱりあの時無理矢理にでも止めておくべきだったでしょうか､､､

ラト

､､､(主様は、私を見捨てたりしませんよね？離れて行ったりしませんよね？)

主の部屋

主

いよいよ満月ね。

ミヤジ

あぁ

主

ラトのこと、少しでも楽にしてあげられるのいいけどね。

主

ラトのあの症状はいつから？

ミヤジ

悪魔執事になった日からだ。私もラトくんの過去はあまり良くは知らないんだ。

ミヤジ

彼は自分のことをあまり話さない。だからといって無理矢理、聞き出すわけにもいかない。

ミヤジ

しかし、詳しいことが分かれば、抑えられるかもしれないんだ。

主

そうよね。

主

私がラトのことを救えるかはわからない。でもできる限りやってみる！

主

前にも言ったけど、私は私の目の前で誰かが苦しむのを見るのは嫌なの。

ミヤジ

私も協力するよ。

主

ありがとう。ミヤジ

主

､､､ラト、待っててね。絶対助けるから！

(主様の言葉に救われたような気がしたんです。)

主

いつしか、ラトが言ってくれた。

主

私の言葉に救われたような気がしたって､､､

ミヤジ

あぁ、あの時か。私も覚えているよ。

主

もし、本当に､､､私の言葉でラトが救えるなら、それにかけたい。

ミヤジ

､､､主様

主

ん？

ミヤジ

あなたがラトくんの主様で本当に良かった。心から思うよ。

主

うれしいな。そう思ってもらえて。あまり自信なかったから。

ミヤジ

そろそろかな

主

うん、行こう！ラトのところに！

満月の夜🌕

拘束室

ラト

うわぁぁぁぁ！

ラト

嫌だ！嫌､､､やめて！こっちに来るな！

ミヤジ

ラトくん、落ち着くんだ。

ラト

近寄るな！

主

ラト､､､

ラト

ｳﾞｯｸﾞｽｯ(泣)どうして､､､なんで、誰も僕のこと助けてくれないの？

主

ラト、大丈夫だよ。

ラト

うるさい！こっちに来るな！

ラト

どうせ、またあの痛いのするんだろう､､､

主

そんなことしないよ。私はあなたを助けたいの。

ラト

嘘だ､､､嘘だ！そうやってすぐ騙そうとする！

主

嘘はついてない。
本当なの。

ラト

ｳﾞｯうわぁぁぁぁ！

主

ねぇ、ラト

ラト

来るな！

主

ラト、私に言ってくれたよね？私の言葉に救われたような気がしたって。

ラト

､､､嫌っ！来るな！

主

私の言葉が届いているなら返事をして！ラト！

ラト

やめろ！こっちに来るな！

主

っ！

ラト

それ以上近づくとお前の喉を噛みちぎってやる！

ミヤジ

ラトくん！

主

(今のラトに私の言葉は届いてない､､これじゃあ救えない！)

主

(なんとかして私の方に意識を向けさせないと！)

ラト

うわぁぁぁぁ！

主

ラト！！

ラト

っ！

No3719！こっちに来い！

ラト

あぁ､､､いやだ。もうあんな痛い思いしたくない。

ラト

苦しい

主

ラト！

ラト

？主､､､さま

主

(声が届いた！)

主

ラト、私よ！

ミヤジ

ラトくん！

ラト

ミヤジ先生？

主

ラト！

ラト

主､､､さま？

主

(*･ω･)ﾉｷﾞｭ(抱きしめる)

ラト

！！

主

あなたの名前は？

ラト

私の名前､､､

No .3719 No .3719

ラト

ｳﾞｯ､､､

主

ラト！

主

大丈夫。

ラト

､､､私の名前はラトです。

主

そうよ、あなたはラト。ここにはあなたを酷い呼び方で呼ぶ人はいないわ。

主

だからもう大丈夫よ。怖かったよね？辛かったよね？苦しかったよね？痛かったよね？

ラト

主様､､､

主

ん？

ラト

ずっと苦しくて

主

うん

ラト

助けてほしかった。

主

もう大丈夫よ。

ラト

ｳﾞｯｸﾞｽｯうぁぁぁぁぁ！(泣)

主

ﾖｼﾖｼ(*･ω･)ﾉ

数分後

主

落ち着いた？

ラト

はい

ラト

ありがとうございます。主様。

主

いいのよ。いつものラトに戻って良かったわ。

ミヤジ

主様、こちらからも礼を言わせてほしい。
本当にありがとう。

主

うん、ミヤジもお疲れ様。

ラト

主様､､､

主

ん？

ラト

ごめんなさい､､､私は主様に酷いことを言いました。

主

ラト､､､

ラト

ごめんなさい､､､お願いだから捨てないで。

主

謝らないで。私は気にしてないわ。お願いだから、ラトも気にしないで。

主

それに私はあなたを捨てないよ。ずっとそばにいる。

ラト

主様､､､

主

本当よ！ほら！(小指からませる)

主

ゆびきりげんまん！約束ね！

ラト

約束ですよ､､､

主

うん！

ラト

､､､主様

主

なーに？ラト。

ラト

救ってくれて、ありがとう。

ラト

ミヤジ先生もありがとうございました。

ミヤジ

ラトくん､､､君が無事で良かった。

次回！明かされる主様の過去！

キリがいいので、ここで切ります！こちらの都合で遅くなってごめんなさい。

主様の想いとラトの絶望

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Won

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