───然して、中也がポートマフィアに加入して数ヶ月。
一人での任務も増え、〇〇と会う事も少し減り、
恋心の蓋が完全に閉まろうとしていた頃───
中原中也
香檸〇〇
事務室等が並ぶ廊下を中也が歩いていると、
普段人が立ち入りしないデェタ保管室から啜り泣く声がした。
少し開いた隙間から中を覗くと、
地べたに座り込んで背を向けて泣く〇〇の姿。
中原中也
香檸〇〇
驚いて振り向いた〇〇の鼻は赤く、
目からはポロポロと涙が溢れ落ちている。
香檸〇〇
香檸〇〇
中原中也
香檸〇〇
無理やり笑顔を繕って中也に接する〇〇に舌打ちする。
ポツリと本音をこぼすと、〇〇は驚いた様に目を丸くした。
香檸〇〇
香檸〇〇
香檸〇〇
眉を震わせ乍ら再び涙をこぼす〇〇。
中也の握っていた拳に力が入る。
中原中也
香檸〇〇
中原中也
中原中也
中也は座り込んだ〇〇に目線を合わせる様に屈むと、
〇〇の涙を指の腹で優しく拭った。
中原中也
コメント
14件
ゴファ_:( _ ́ཫ`):_
中也!よく言った!
うびゃあああぁぁぁぁぁぁぁッッッ つ、遂に…ッ!遂に言ったねちゅや!? うわぁぁぁぁ最近コメントとか出来てなくて御免なさいッッ!今回も最高な話を有難う御座いますッッ!! あと〇〇ちゃん!私重い子大好きだから良いですk((((