syo
悪夢、悪夢を見た
みんなに裏切れる、 それが永遠と続く夢。
syo
起きたあとはなんだか 息苦しくて、
辛かった。
そっからは覚えてない。
なんでかは知らない。 多分忘れたかったから、 そんな気がする。
みんなは運営国に 遊びに行ってたらしい。
でも城はほぼ壊滅らしい。
これくらいしか覚えてない。
今日は外が晴れてた
うんざりするくらいに。 晴れてた
俺を嘲笑っているように。 晴れてた。
ひゅー、と吹く風は 何処か暖かくて、冷たい。
syo
あの日
大きな火傷を負った
顔半分火傷の痕だってある。
syo
風が顔に当たると ぴりぴり、と痛い
マブダチに会いたい。 お礼を言いたい。
でもお見舞いには 来れないから 会えない
syo
そんな時 こんこんこん、と扉の方から 音が鳴る
syo
返事は無い、 部屋を間違えたのだろうか...
そう思いつつも ぴりぴりと痛む体を扉へと動かす
がらがらと扉を開ける
syo
???
???
後ろからは 聞き慣れたバリトンボイス
syo
???
syo
???
gr
ひゅ、と喉からか細い音が鳴る
syo
syo
自分なりの抵抗で 抗う
gr
gr
syo
"また"信じてしまう
大好きな彼だから 唯一嫌えなかった彼。
gr
グルッペンは何もせずただただ 俺と関わってくれた。
syo
syo
彼らしくない姿。 きっとそうしてしまったのは おれ、だろう。
前のように輝いて欲しいから 自分で責任を取る。
syo
gr
gr
gr
syo
syo
syo
震えた声で言う
"裏切らないで"
俺には光は俺だけしかないから、 裏切るのは辞めとってなw。
gr
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雲の上でのお約束。をご覧下さい。