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ころん
なに....ここ.....
....さとみくんが来てから....なにがあったっけ.....
なにも...覚えてない....
そんなことを考えていると突然ドアの開く音が聞こえた
目の前にたっていたのはさとみくんだった
さとみ
僕はその問いかけにゆっくりと頷いた
さとみ
ころん
僕は聞こえるか聞こえないかぐらいの声量で言った
さとみ
やばっ.....油断してた.....誤魔化さないと....
ころん
僕は毎日こんな風に自分を偽っている
心配もされたくないし弱ってる自分を見せたくない
さとみくんは「そう」 とだけ言って僕にココアの入った暖かいコップを渡した
さとみ
ころん
そういえば、さとみくんって 学校で一番の不良ってるぅとくんが言ってた気がする...
なんでだろ....こんな優しいのに....
そんなことを考えていると 急に「ねぇ」と、問いかけられた
ころん
さとみ
さとみ
僕は思ってもいないことを急に言われ 少し困惑したが、変に見られるのも嫌だから
ころん
と、余裕もって問いに答えた
さとみ
なんで普通に話せるのって... 何言ってるの....?
僕は何もしてないんだけど.... 普通に話してるだけじゃ不自然なのかな...
ころん
さとみ
確かに....僕は不良って知ったらその人のことは 尽く避ける。
でも...さとみくんには 人を見下すような感じはなかった...
だから安心しちゃったのかな....
とりあえず僕は返事をしようと思い口を開いた
ころん
さとみくんは「なにそれw」と 一言呟き自分のココアを音を立てながら飲んでいった
それにしても....いま何時だろ... お腹すいてきたし....
僕は時計を見つけようとキョロキョロしていた
さとみ
僕は急に話をかけられ、
体が跳ねたが直ぐに答えた
ころん
さとみ
ころん
僕はそんな時間だと思ってなくて 情けない声を出してしまった
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
確かにさとみくんの言ってることは正しいけど
迷惑はかけたくないし....
さとみ
さとみ
僕は半信半疑でおそるおそる カーテンをあけ外を見つめた
ころん
そこはほんとにどこか分からない場所だった
そもそも場所がわからないなら 家帰れなくない....?
さとみ
僕はどうしよう...と思いながらも その問いに頷いた
ころん
さとみ
まさかの一言に僕は驚き 一目で分かるぐらい困ったような顔をしていた
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
僕はすぐに「そんなの悪いよ! 」 と声を荒らげ否定した
さとみ
ころん
さとみ
さとみくんのものであろう服を ベットに投げつけさとみくんは部屋を出ていった
はぁ....なんか悪いことしちゃったな....
さとみくんを待たせるのも気が引けるので 僕はそそくさと着替えを始めた
さとみ
僕は少し驚いたが 返事をして部屋を後にした...
僕は家を出てさとみくんに誘導されて 着いたところは
様々なお店が揃い いい匂いが漂う路地だった
僕はこんなものを見たことが1度もなく 少しテンションが上がっていた
色々なとこを見渡しているとさとみくんが 口を開き喋り始めた
さとみ
本当のことをすぐ当てられてしまい 僕は動揺してしまった
さとみ
ころん
しっかりと当てられて 少し顔を赤く染めた
さとみ
そんな人いるんだ....
そんな疑問を持ちながら 僕はさとみくんに頷いた
さとみ
食べたいもの.....
僕は昔っから自分で選択するのが苦手で どっちでもいい、なんでもいいと言い続けてきたら
それが一番困ると言われ続けたから 言ってなかったんだけど....ほんとになんでもいいし...
さとみくんを困らせるのも気が引けるし.... それよりもなにか返事しなきゃ....
ころん
さとみ
ころん
しっかりと回答が出てきてよかった....
それに合わせれば僕も迷わないし....
そもそも僕が選んで相手に「え~」 とか言われたらって変な想像しちゃうから...
だから選べないんだよな~....
さとみ
ころん
これがほんとの笑顔なら 人生幸せなのに....
そんなことを過ぎらせながら さとみくんの後ろについて行った
お店のなかに入り僕達は メニュー表を手に取った
さとみ
ころん
僕はメニューが書いてあっても 迷っちゃうんだよね...
早くこの変な癖直んないかなぁ.....
ころん
僕は量にも違和感がなく 安めの料理を選んだ
さとみ
ころん
別に違和感ないよね....
さとみ
ころん
物凄く申し訳なくなってくる.... ここまでしてもらったら今度お返ししないと...
でも....バイトしてるわけじゃないし お金ないんだよなぁ.....
........パパ活はしてるけどね
さとみ
さとみ
まぁ僕は1週間に23回の頻度だけど....
パパ活意外と稼げるし....
流石に激しい人もいるから... 腰痛いんだよね....
気持ちいからいいんだけどさ....
パパ活のお金の8割は 貯金にしてるからご飯とかおむすびとサンドイッチぐらい
だから、こんなしっかりとした ご飯食べるの久しぶりなんだよなぁ....
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
貯金....1000万は溜まってるよね..... パパ活4年前からしてるし....
1回したら確実に15万円以上は貰えてる
多ければ20万の日もある
貯金してるのに意味は無いんだけど....
何かあるかもしれないしね....
たまには好きなものでも買ってみようかな....
そんなことを長らく考えていると 横から店員さんが話をかけてきて
料理を置いてその場を後にしていった
ころん
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
ころん
その後はさとみくんと飲んで 食べて話し合った
酔っていたからなのか僕は楽しかった
ころん
さとみ
ころん
さとみ
僕はそのまま寝てしまった
その時丁度僕の携帯電話がなった
さとみ
さとみ
さとみくんは僕の携帯を手に取り 電話に出た
さとみ
「あ、もしもし?」
さとみ
「あれ、俺ころんくんの携帯電話にかけたんだけど」
さとみ
さとみ
「あらw可愛いね、君はころんくんのお友達さんかな?」
さとみ
さとみ
さとみ
「ごめんね~これはころんくんに直接言いたいんだ」
「またかけ直すからころんくんによろしくって伝えといて?」
それを言い残しすぐに電話は切れた
さとみ
さとみ
さとみくんは不思議におもいながら ころんを家に連れてった
コメント
12件
は....続きかけよ気になるじゃん...(え?
僕の好きな作者さんがいてねぇ それを見てたらそういえば小説ってセリフより 自分の思っていることやその場の展開が どのようになってる事を書いてる方が多いなって思って その作者さんの物語が好きな理由これかもって思ってね だから僕も小説に近い物語を書いてみた! 悲しい物語はこれからこんな感じで書こうかと思う よろしくね(´・ω・`)