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ココ(警察官)×イヌピー(D&Dバイク屋)
とある東京都の警察署で働いている 九井一の話である。
ココside
俺はいつも通り、事務仕事でパソコンとにらめっこしていた。 もう少しで仕事の終盤にさしかかるという所で1本の電話がかかってきた。 徹夜でイライラしていた俺は、少し怒り気味に電話に答えた。
ココ
相手は思わぬ相手だった。
イヌピー
イヌピーだった。
ココ
俺はイヌピーに何かあったのではないかと焦りながら答えた。
しかしイヌピーから返ってきた答えは俺の思っている360度違う答えだった。
イヌピー
ココ
疲れが一気に吹き飛んだ俺はイヌピーをからかうことにした。
ココ
受話器からか細く
イヌピー
と小さく聞こえる。 イヌピーの声に対して俺は
ココ
と、返すと、
イヌピー
と、小さな声で返ってきた。
ココ
イヌピー
と言ってお互い名残惜しく受話器を置いた。 そして、仕事にまた取り掛かろうとパソコンに向き直ろうとしたその時だ、 窓越しに仕事仲間の灰谷蘭がニヤニヤと見つめたっていた。
ココ
俺は赤くなった顔を隠すようにパソコンに向き直り、仕事をそそくさと終わらせて、イヌピーの待つ家へと急いだ。
〜fin〜
闇夜