一覧ページ

惑う星

第10話 - 第10話

108

2025年09月01日

#創作BL

#bl

#BL

ぱぴよん

晃史-ｱｷﾌﾐ-

うーむ…

今日は付き合って初めてのデート！待ち合わせの時刻より少し早めに着いたけど…

あのぉ、
道を聞きたくてぇ

悠馬-ﾕｳﾏ-

あぁ、いいですよ
何処まで
行きたいんですか？

えっと、◯◯駅なんですけど

悠馬-ﾕｳﾏ-

あぁ、それなら
この通りをまっすぐ
いって、それから__

晃史-ｱｷﾌﾐ-

（逆ナンされてんじゃねーか！！）←勘違い

晃史-ｱｷﾌﾐ-

（こっからじゃ会話が聞こえねぇ…）

晃史-ｱｷﾌﾐ-

おーい！待った？

ありがとうございました！失礼します

悠馬-ﾕｳﾏ-

いえいえ…

晃史-ｱｷﾌﾐ-

…何してたの〜？

悠馬-ﾕｳﾏ-

道を聞かれたから
答えてたんだ。

晃史-ｱｷﾌﾐ-

（…俺余裕なさすぎ、ダサすぎるだろ）

晃史-ｱｷﾌﾐ-

なーんか調子狂うなぁ

悠馬-ﾕｳﾏ-

え？

晃史-ｱｷﾌﾐ-

んーん、何にも

晃史-ｱｷﾌﾐ-

それで今日は
何すんの？

悠馬-ﾕｳﾏ-

そろそろ妹の誕生日だからさ、何か買ってやりたくて…プレゼント探しに付き合って欲しいんだ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

ふーんなるほどねぇ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

…俺でよかったの？

そう聞くと悠馬は遠い目をしながらいった

悠馬-ﾕｳﾏ-

はは、だって
経験豊富だろー（棒）

晃史-ｱｷﾌﾐ-

ぐっ…今は
お前だけだし

悠馬-ﾕｳﾏ-

とにかく！
女子の心を掴むのは晃史の方が上手いんだからアドバイスが欲しいんだよ

悠馬-ﾕｳﾏ-

じゃ、まずは…

晃史-ｱｷﾌﾐ-

小物？そう言うの
好きなの？

悠馬-ﾕｳﾏ-

うん。
よく集めてるみたいだしこういうのがいいのかなって

晃史-ｱｷﾌﾐ-

んー…まぁでも
兄弟だし…それに
アクセ系って好み分かれるから選択肢が狭いものから選んだ方が無難だと思うぜ

悠馬-ﾕｳﾏ-

……

晃史-ｱｷﾌﾐ-

どうかした？

悠馬-ﾕｳﾏ-

いや。真面目に取り合ってくれるとは…

晃史-ｱｷﾌﾐ-

失礼だな！

悠馬-ﾕｳﾏ-

ははっ冗談だって笑

悠馬-ﾕｳﾏ-

お、これとか？

晃史-ｱｷﾌﾐ-

ん、いいんじゃね？
まぁ候補だろ

悠馬-ﾕｳﾏ-

そうだな、他のものも
見て回ろう

悠馬-ﾕｳﾏ-

……

晃史-ｱｷﾌﾐ-

悠馬？行かねーの

悠馬-ﾕｳﾏ-

あぁ、ごめん
行こうか

悠馬-ﾕｳﾏ-

うーん、これは…

晃史-ｱｷﾌﾐ-

これとか？

悠馬-ﾕｳﾏ-

…っ！！こ、これ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

35000円…

悠馬-ﾕｳﾏ-

ぶ、分割なら

晃史-ｱｷﾌﾐ-

やめとけ、逆に
重くてしんどい

悠馬-ﾕｳﾏ-

ある程度見て回ったけど…さっきの所のやつが
良さそうだったな

晃史-ｱｷﾌﾐ-

じゃ、戻る？

悠馬-ﾕｳﾏ-

ああ、戻ってみよう
あるといいけど…

悠馬-ﾕｳﾏ-

よかった、まだあって

晃史-ｱｷﾌﾐ-

最後の一個
みたいだったな

悠馬-ﾕｳﾏ-

これで安心した…
あ！そうだ
晃史は何処か見たい物
とかないのか？

晃史-ｱｷﾌﾐ-

んーその前に、
ちょっとトイレいきてーんだけど

悠馬-ﾕｳﾏ-

え？あぁ、わかった

晃史-ｱｷﾌﾐ-

下の本屋で会おうぜ
料理本見たいって言ってたろ？

悠馬-ﾕｳﾏ-

うん、節約になるかもだし、じゃ先に行ってるな

晃史-ｱｷﾌﾐ-

おー…

悠馬-ﾕｳﾏ-

えーっと…

悠馬-ﾕｳﾏ-

（？！100円レシピ集？！）

悠馬-ﾕｳﾏ-

（なるほど…こんなのができるんだ…）

晃史-ｱｷﾌﾐ-

へー、100円ロールキャベツ…美味そうだな

悠馬-ﾕｳﾏ-

っくりしたぁ…
声かけろよ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

ごめんごめん
それ買うの？

悠馬-ﾕｳﾏ-

うーん…今考えてたんだけどこの本を買って節約レシピを作るより今の食費の方が安く済みそうだなって

晃史-ｱｷﾌﾐ-

家庭的だなー
さすが俺の彼女〜

悠馬-ﾕｳﾏ-

彼女じゃありません

悠馬-ﾕｳﾏ-

俺男なんだぞ？

晃史-ｱｷﾌﾐ-

でも…恋人ではあるよな

悠馬-ﾕｳﾏ-

なっ…馬鹿なこと
言ってないで行くぞ//

晃史-ｱｷﾌﾐ-

は〜い♡

晃史-ｱｷﾌﾐ-

……いいこと考えた

悠馬-ﾕｳﾏ-

今日はありがとな
付き合ってくれて

晃史-ｱｷﾌﾐ-

全然…あと、これ

悠馬-ﾕｳﾏ-

…これって…！
料理本と
ブレスレット…？！

晃史-ｱｷﾌﾐ-

…小物見てる時
それ見てただろ？
買っちゃいました〜

晃史-ｱｷﾌﾐ-

料理本は俺が
悠馬の料理
食べたいから
買っただけだけどな！

悠馬-ﾕｳﾏ-

…そんな、高かっただろ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

そんな困った顔すんなって。それ、使ってよ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

それに…ほら

晃史-ｱｷﾌﾐ-

俺と…お揃い〜！
…はは…//

晃史-ｱｷﾌﾐ-

（なんか恥っず！！）

悠馬-ﾕｳﾏ-

…うん、
大切にするよ☺️
ありがと、嬉しい…っ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

経験豊富な男は
違うだろ〜？

悠馬-ﾕｳﾏ-

あぁ、そうだな

晃史-ｱｷﾌﾐ-

ちょっ、マジレス
すんなよ…

悠馬-ﾕｳﾏ-

…ふはっ！はははっ！

晃史-ｱｷﾌﾐ-

笑いすぎだって

悠馬-ﾕｳﾏ-

近いうちにこの本のやつ作ってやるよ

晃史-ｱｷﾌﾐ-

マジで？！
楽しみ〜！！

惑う星

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

108

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

ぱぴよん

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

惑う星

第10話 - 第10話

作者の他の作品すべて見る

#創作BLの新着小説
一覧

関連するタグ

惑う星

第10話 - 第10話

作者の他の作品すべて見る

#創作BLの新着小説一覧

関連するタグ

#創作BLの新着小説
一覧