TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

亜風炉照美

では僕のソロデビュー曲を
歌います。聞いてください…!

亜風炉照美

今〜さらさら〜

亜風炉照美

あっ。間違えた。

スタッフ

歌う曲違います。

カメラマン戸惑ってるな…。

スタッフ

これですよ。

亜風炉照美

(………。)

「はーい、撮り直しですね〜」と言われた。

亜風炉照美

(このフレーズだ……)

亜風炉照美

(ショック………)

キエタイクライのイントロが 特大スピーカーに響く。

亜風炉照美

きえたいくらいきみーのこと♪

亜風炉照美

愛したつゆあけのそらを〜♪

亜風炉照美

ふら〜れても上をむけば〜♪

亜風炉照美

なみだがかわくきがするよ〜♪♪

亜風炉照美

それとなくたずねてみた〜〜

亜風炉照美

君はだれがすきなのか〜

亜風炉照美

ほほえむきみはみをよせ〜〜
星の〜したくち〜づけ♪♪

亜風炉照美

どきどきあいしあい
ときめきかさねあい
ふたりは〜かわらない〜〜

僕は美妃手製のピンクのリボンが巻かれたマイクを手に取って歌う。

今の僕の衣装は白いリボンのカチューシャに白いふわふわ袖のブラウスに 上からピンクのワンピース。 白いフリルのタイツに茶色のブーツを履いている。 自分でもかわいいと思ってるし、、。

亜風炉照美

しにたいくらい〜〜だれかのこと
愛したから今があるよ〜〜〜

亜風炉照美

くじけても前をむけば
鏡にうつるぼくはちゃんとわらえてる♪

亜風炉照美

(嘘言わないで…前を向けるわけない。)

亜風炉照美

(いじめを受けた過去を、、)

「亜風炉照美さんありがとうございます いや、かわいいですね。その衣装あまあまですね。今回の歌の制作にあたって 考えたことなどは…?」

亜風炉照美

えーと。(どうしよう、、)

亜風炉照美

僕としては…母が亡くなって妹がなによりも可愛くて……僕が母の代わりにこの子を面倒見ると決めて。これは妹に向けた想いです…。

「そうだったのですか?家族を思いやるのは素晴らしいですね。 では亜風炉照美さんの好きな人は 例えばどんな感じですか?」

亜風炉照美

え……⁉︎えっとそれは…。。

亜風炉照美

(優しい…ではないんだよな)

亜風炉照美

内緒です…。

亜風炉照美

女性なら…綾瀬はるかさんのような
人になりたいと思っています。。

亜風炉照美

なんかこう…ゆるふわでも意志を感じさせる包容力がある女性に惹かれていて……

亜風炉照美さんは女性として、 生きようと思っているんですか…?

亜風炉照美

曖昧です!

亜風炉照美

(実際は…そうでもあるよ。だって…
がさつなじぶんがきらいだもん…)

「好きな食べ物は?」

亜風炉照美

えーと。チョコミントアイスが好きです。(はず)あー。シチューが美味しくて冬はとっておきです…!ホットミルクティーも。。

「女の子らしいですね。 亜風炉照美さんは何の動物が 好きなんですか?」

亜風炉照美

ん。猫です。

「かわいいですね! どうやらCDは飼い猫が映っていると」

亜風炉照美

そうです。ゆきです。

僕はこうして綾瀬はるかのような ヒロインにでもなれるのだろうか…。 綾瀬はるか自体好きじゃないんだけどな

亜風炉照美

(もし、そうなら…。。。。。)

「亜風炉照美さんありがとうございます」

亜風炉照美

いえいえ。こちらこそ。

亜風炉照美

ありがとうございます

亜風炉照美

ありがとうございます

僕はあらゆるスタッフにお辞儀を 深くして謝るように言った。 礼儀が抜けてたら怒られる、それが 怖いもん。

スタッフ

てるみん、よく言えたね。

亜風炉照美

あ、坂井さん。

スタッフ

三週間後看板の撮影あるから

亜風炉照美

いえ、僕は別に。
ありがとうございます…‼︎

亜風炉照美

(歌うだけで儲けることができるなんてな。すごいよなぁ。偶然僕はお母さんの美貌を授かったからこの人生。悪くはないかな。)

亜風炉照美

(まぁ昔から自信あったし)

さてと、僕は着替え室に戻った。 僕よりずっと惨めで踏んだり蹴ったりな人生の人なんて少なくないじゃないか。 それなら僕はかみさまによく見られている。

亜風炉照美

(♪♪♪♪♪)

亜風炉照美

(ヨハネ……待っててね。)

亜風炉照美

(僕、アイドルになっちゃった。。)

この作品はいかがでしたか?

7

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚