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ラッパー達に愛されて

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ラッパー達に愛されて

5 - ラッパー達に愛されて

♥

282

2022年06月19日

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次の日の帰り道

ねお

あ、ねぇ聞いてー

山田三郎

さっきから聞いてるだろ

ねお

いやまあまあまあ

ねお

でね、昨日寮から帰る時ね

ねお

あの、君達を狙ってるって言う殺人犯に

ねお

捕まりかけたの!

山田三郎

…じゃあどうして生きてんだよ

ねお

なんかね、ヤクザっぽい人と警察の人と

ねお

めちゃ体格いい人達に助けてもらった

山田三郎

……それ、MAD TRIGGER CREWじゃない?

ねお

え、?

山田三郎

MAD TRIGGER CREW

ねお

え!そうなの…!?

ねお

気づかんかった…

ねお

というか名前も聞いてないし…

山田三郎

…………………

ねお

呆れるんじゃない

山田三郎

呆れるよ

ねお

というか、話変わるけど…

ねお

君のお兄さんさ、

山田三郎

うん

ねお

頭ほんとに悪いの?

ねお

私はよくお兄さんの悪口聞きますけれども

山田三郎

充分にね

ねお

えぇーそう?

ねお

だってラップできるんでしょ?

ねお

頭ある程度良くないとできないよ〜

山田三郎

どうだか

山田三郎

そこのセンスはずば抜けた、とかも有り得るからな

ねお

…お兄さん褒めてるの初めて聞いた…

山田三郎

褒めてるわけないだろ

山田三郎

人間の一例として言ってるだけだから

ねお

そっかぁ…

ねお

あ、そういえば

ねお

昨日寮にお邪魔させてもらったじゃん?

山田三郎

そうだな

ねお

でさ、2人のお兄さんの他にいたよね

ねお

2人くらい?

山田三郎

そうだな

山田三郎

FlingPosseの飴村乱数と夢野幻太郎だよ

山田三郎

てか、名前言ってただろ

ねお

あ、確かに

ねお

飴村さんて、デザイナーだよね?

ねお

で、夢野さんが作家…

ねお

夢野さんの本ってほんとに面白いんだよ〜

ねお

こうね、引き込まれやすいの

山田三郎

よかったな

ねお

なんでそんな他人事!?

山田三郎

他人事なのなのには変わりないからな

ねお

なんか今日ゆっくりだったから結構暮れちゃってるね

山田三郎

そうだな

山田三郎

というか昨日の二の舞にならないようにするんだぞ

ねお

分かってるってば

山田三郎

ほんとか

ねお

おばぁちゃんに心配かけれるわけないでしょ

山田三郎

……母親じゃないのか

ねお

うん、

ねお

お母さんは私と引き換えに亡くなっちゃって

ねお

お父さんは…ちょっと、病んじゃってそれで…亡くなっちゃって…

ねお

それでおばあちゃんに預けられたの

ねお

まぁ、お母さん亡くなったことのショックが大きかったんだと思う

ねお

それが分かれば、充分だし、うん

山田三郎

そうか…悪かったな

ねお

ううん、全然大丈夫

ねお

あんまり、覚えてないし

山田三郎

ならいいけど

山田三郎

…………………

ねお

ねお

どうしかした?

山田三郎

ちょっと、下がってて

ねお

え?

野良ラッパー

勘のいいガキだなぁ…

野良ラッパー

そういうのまじ無理だわ〜w

ねお

!?

山田三郎

なんの用だよ

野良ラッパー

まぁまぁ落ち着けよ僕〜?

野良ラッパー

煽んなってww

野良ラッパー

大した用じゃねえよっ ヴン

野良ラッパー

やっぱ集団リンチって好きだわ〜 ヴン

野良ラッパー

だよな〜 ヴン

野良ラッパー

さっさとやろーぜ ヴン

野良ラッパー

ついでに金でも巻き上げようぜ? ヴン

山田三郎

マイク…!

野良ラッパー

所詮は中坊、5人もいりゃあ十分だよ

野良ラッパー

行くぜっ…

ねお

っ!

山田三郎

〜〜〜〜〜〜〜!〜〜〜〜〜♪

野良ラッパー

ぐはぁぁぁぁぁ

野良ラッパー

かはっ ぐあっ

野良ラッパー

うわぁぁぁっ

野良ラッパー

ぐぁぁっ、くそっ

野良ラッパー

がぁぁっ!

山田三郎

ふん、雑魚ごときが僕に勝てるとでも思ったのかよ

ねお

(すご…!

山田三郎

おい、怪我ないか?

ねお

うん、ありがと…

山田三郎

別にお前の為じゃない!

ねお

…でも、ありがと

山田三郎

…………別に

山田三郎

! おい、腕…!

ねお

え、あ、ほんとだ

ねお

気づかなかった…

山田三郎

…僕の責任でもあるし

山田三郎

寮で手当するから来い

ねお

…でも狙われてるんじゃ…

山田三郎

今まさに襲われたろ

山田三郎

だからもうそこで意味無い遠慮とかしてる場合じゃないから

ねお

うん、わかった

ねお

じゃあお言葉に甘えてー

山田三郎

早く行くぞ

ねお

うい

山田三郎

ただいま

ねお

お邪魔します…

山田二郎

あれ、今日も来たんだ

山田二郎

いらっしゃい

ねお

すみません…

山田二郎

いいよいいよ

山田三郎

てか、僕がラップ防ぎきれなくて怪我させたのの手当もするし…

山田二郎

え、は?

波羅夷空却

んぁ?二郎三郎、そいつ誰だ?

山田二郎

あ、三郎の友達

波羅夷空却

へぇー

山田三郎

帰り道襲われて…

四十物十四

ええっ!?

山田二郎

やっぱ!?

山田三郎

なんだようるさいな

山田三郎

あ、手当するからな?七瀬

ねお

うん、

山田二郎

いやさ、お前中坊だから舐められてすぐ襲われてそーだなって

山田三郎

二郎お前僕のことバカにしてるだろ

山田三郎

バカがバカにしていいのはバカだけだからな?

山田二郎

バカバカうるせーよー

山田二郎

てか、心配してるんだし!?

ねお

いっ、

山田三郎

あ、悪い

山田二郎

…俺やるよ

山田三郎

は?別に頼んでないんだけど

山田二郎

お前こういうのは苦手だろ

山田二郎

俺は慣れてるのもあるし…

山田二郎

はい、できた

ねお

ありがとうございます…!

山田二郎

というか襲われたんだろ?

山田二郎

体調とかは、平気?

ねお

はい、問題なさそうです

山田三郎

よかった、

波羅夷空却

おい三郎

山田三郎

なんだよ坊主

波羅夷空却

…お前もうちょい呼び方改めろや

山田三郎

やだね

山田三郎

お前にはこれくらいがお似合いだよ

波羅夷空却

ほう…いい度胸じゃねぇか

四十物十四

わわわ、空却さん落ち着くっす〜!

四十物十四

というか、聞くことあったんじゃないっすか?

波羅夷空却

ん?あぁ、襲ってきたヤツら

波羅夷空却

どんなんだった?

山田三郎

別に…ガラの悪い一般人って感じだな

山田三郎

イキってた割には雑魚だった

波羅夷空却

ははっ、そういうのは嫌いじゃないぜ

山田三郎

あっそ

波羅夷空却

…………💢

四十物十四

抑えましょう!?空却さん!

四十物十四

あ、そうだ名前…

ねお

あ、そうですね、

四十物十四

我は宵の闇を纏いし漆黒の旅人四十物十四……!あたっ

波羅夷空却

ふつーに喋れふつーに!

四十物十四

うぅ、何も叩かなくても…

ねお

あの、私七瀬音央です、

ねお

よろしくお願いします…

四十物十四

は、はいっす

波羅夷空却

俺は波羅夷空却だ

波羅夷空却

よろしくなねお

ねお

はい

毒島メイソン理鶯

ふむ、そちらは…

波羅夷空却

おぉ、理鶯、こいつはねおだ

ねお

七瀬音央です

ねお

あ、の覚えてないかもですけど

ねお

路地裏みたいな所で助けて貰ったんです

ねお

ありがとうございました

毒島メイソン理鶯

なるほど、貴殿はあの時の…

毒島メイソン理鶯

こちらこそよろしく頼む、ねお

毒島メイソン理鶯

小官は毒島メイソン理鶯だ

ねお

な、なるほど…

毒島メイソン理鶯

理鶯で構わない

ねお

あ、はい

碧棺左馬刻

あ?あん時のガキじゃねぇか

毒島メイソン理鶯

あぁ、覚えていたのだな

碧棺左馬刻

まぁ最近のことだしな

碧棺左馬刻

俺は碧棺左馬刻様だ

碧棺左馬刻

よろしくなねお

ねお

う、あ、はい

山田三郎

左馬刻でよくないか?

ねお

様は…?

山田三郎

いらないだろあんな奴に

碧棺左馬刻

んだと?てめぇ、

山田三郎

別に何もー

毒島メイソン理鶯

落ち着け、左馬刻

碧棺左馬刻

充分落ち着いてるわ

毒島メイソン理鶯

そうか?ならいいが

碧棺左馬刻

あぁ、弟の出来が悪ぃのは兄の出来が悪いも当然だからなw

山田三郎

っ、クソ

有栖川帝統

お?何やってんだ?

毒島メイソン理鶯

有栖川か、今ねおと話していた所だ

有栖川帝統

ねお?

ねお

あ、七瀬音央です、

有栖川帝統

ん?おぉ、

有栖川帝統

俺は有栖川帝統!よろしくな!

ねお

はい、

有栖川帝統

ちなみにねおはギャンブルってすきか?

ねお

ギャ、ンブル…ですか…

ねお

いや、した事ないです…

ねお

未成年、ですし…?

有栖川帝統

そうかぁ〜

有栖川帝統

あ、運は?どんくらいだ?

ねお

え、や、ふ、普通かと…

夢野幻太郎

全く、初対面にも関わらず…

夢野幻太郎

なんて態度ですか

有栖川帝統

お、幻太郎

夢野幻太郎

こんばんは、ねおさん

ねお

こんばんは、です

有栖川帝統

今からみんなでトランプする所だったんだ

有栖川帝統

お前もやるか?

夢野幻太郎

やるわけないでしょう

夢野幻太郎

それにそんな話の流れでもありませんでしたよ

有栖川帝統

そうかぁ…?

ねお

あ、そろそろ暗くなる…

山田三郎

そうだな、でも誰かに送ってもらわないとじゃないか?

夢野幻太郎

この暗さですから、そうですね

毒島メイソン理鶯

ならば小官が送っていこう

ねお

すいません

ねお

ありがとうございます

毒島メイソン理鶯

では、こちらだ

ねお

はい、

ねお

あ、山田さんバイバイ

山田三郎

あぁ、また明日

ねお

うん、また明日ー

ラッパー達に愛されて

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コメント

5

ユーザー

つっづっき!つっづっき!待って〜ます!がんば〜れ!

ユーザー

続きが気になります!これからも頑張ってください!

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