とある妖怪のお話

通報めっ！ 本人様とは一切関係ありません！

説明入ります。

妖怪の中でも2種類あります。

1つは最初から妖怪の者。

親が妖怪だから自然と自分も妖怪となる。

2つ目は未練から妖怪になる。

仕組みは幽霊と同じ。

死んでしまったけど未練が残ってしまっていたら

妖怪となり未練を果たすまでこの世をさまよう。

回想シーン

小学生くらいの時の話。

僕には大親友が居た。

でも僕は大親友だと思った事が無かった

理由は

恋愛感情を持っていたからだ。

そう。僕は君の事が好きだったんだ。

でも絶対にずっと傍に居るなんてこと叶わなくて。

明日なんて無くて。

ｷｷｰｯ

ねこは足を怪我していて動けそうにない。

ﾄﾞﾝｯｯ

僕はねこを庇った

でもねこもだいぶ弱っていた。

僕が庇うために押したからだ。

ああ…僕もねこもこの前死ぬのか

最後に

あの人に会いたかった。

あの人にちゃんと伝えたかった

僕の「大好き」は友達的な意味ではないんだよ。

目の前が暗くなる

もう…終わりかぁ…

あははｯ…

僕は11歳という若さで他界してしまった。

横をみると血まみれの僕が倒れていた。

妖魔界

ごめん…みんな

俺は…

この方法しかないと思ったんだ

人間ってなんでこんな直ぐに壊れてしまうのだろう

体的にも精神的にも