レイマシュｴﾁ詰め

特別授業が始まってから今日で3日目

克服するどころか悪化している 気がするが…克服するためだけの 特別授業だから克服できたら いいや、と思っている

ただ、今のマッシュには とある悩みがあった

それは授業が終わる度に下半身… 股間部分が異様に膨らんでいる ということだ

いや、最近では授業以外… 始まる前の時もたまに膨らんでいる

この現象は特別授業初日から 始まったのだが、マッシュは 筋トレすればなんとかなるという 脳筋な考えで気にも止めていなかった

だが、さすがに3日連続となると 病気なのか…？と考えるようになった

だから、今日マッシュはこのことを 特別授業の教師に聞こうと 決意したのだ

時計の針が12時を指す時。

コンコン

…ウサギ

ガチャ

特別授業の教師…レイン・エイムズは 夜の12時、302号室に訪れる

レインは懐から取り出した 杖をひと振り

瞬間、周りの景色が変わる…

レインの部屋に行く時は 消灯時間が過ぎているからという こともあり魔法で移動する

椅子に座りお茶を淹れている レインの後ろを眺める

いつかの日、今日みたいに レインの背中を眺めていた時 突然レインがこちらをちらりと 横目で見ながら「…何だ」と 言ってきたことを思い出した

いつもちまちまとお茶を 飲みながらレインと会話をする

体の変化だったり友人の話だったり うさぎの話だったりたまに勉強も 教えてもらっている

そんなふうにまったりと 時間を過ごしたあと授業の時間に入る

レインのベットに移動して ローブを脱ぎ、畳んで ベットの端に置く

レインにそう質問すると レインの眉間がいつもより深くなった

一通り聞いたレインは深く深く ため息をつきながら片手で顔を覆った

レインが少し俯いたため 表情を伺うことは難しく レインはベットの端に置いた 畳まれたローブを持って テーブルの方に行った

それから数分後、レインが ローブを脱いだ状態で戻ってきた

そう言いながらレインは ベットの縁に手を置き マッシュに近づいた